花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「エンジェルハート」 1stシーズン 全33巻+2ndシーズン 全16巻

2017-07-23 16:52:00 | マンガの話とか


完結したので・・・1stと2ndシーズンに別れてるけど、出版社が変わったからで基本は一続きのお話。とすると全49巻か。連載17年とかだそうで。

80年代にジャンプで連載されたシティハンターの世界観の続きの世界で描かれてるけど、設定は色々違って・・・あくまでも別のお話で「並行世界」みたいなものって事だったっけ? ともかく、冴羽 獠と結婚した槇村 香が事故で亡くなって、心臓移植のドナー登録してたんでその心臓を移送してたら強奪されて、台湾の組織の殺し屋な少女に移植され・・・「心臓の記憶」に導かれた少女は新宿を訪れ獠と親子に・・・ってな感じから始まるお話。

各話、基本的には割とベタな「良い話」をコミカルに描いてハードボイルドスパイス振りかけた感じ。でもそのさじ加減がなんかおっさんには丁度良くて、結構泣きポイントが多かった・・・今回完結を機に、再度一気読みしてまたまた何度かほろりとさせていただきました。

良いマンガだった。お疲れさまでしたっ!! 

「SOUL CATCHER(S)」 全11巻

2016-07-16 00:13:00 | マンガの話とか


少し前に少年ジャンプで連載していて、途中で関連マイナー誌にドナドナされて行ったマンガ。割と好きだったけど、単行本で追いかけるほどじゃ無いなと当時は思って・・・久々思い出して調べてみると、完結してる様だったので結局大人買いで・・・


ブラバン青春物・・・なのか? 人の心が「見えて」しまう、その能力故に人とかかわらずに過ごしてきた主人公が、文字通り「人の心をつかむ」同級生のサックス奏者に出会って、ブラバン入って指揮者を目指すことに・・・ことごとく心に深い闇をしょったパートリーダーたちを救い、演奏を向上させ、全国へ・・・ライバルも多数出て・・・そんな感じ。

要約すると・・・「ちょっとファンタジーバトル要素のブラバン青春ものの、皮をかぶったカウンセリング系成長ストーリー」・・・変だな(笑) でも改めて読んで結構はまりました。3夜連続一気読み、50歳近いおっさんですが(爆)

「2012 009 conclusion GOD'S WAR」 全5巻

2016-05-05 12:27:00 | マンガの話とか



ご本人は何時か完結させるつもりだったらしい、サイボーグ009。あまりにテーマが深淵すぎて、結末までたどり着けず未完となったエピソード「天使編/神々との戦い編」を、父のノートを元に息子さんが小説化、さらにそれを漫画家さんがマンガにしたものらしい。知らなかったけど、最近009の話題になって、存在にたどり着きました。


で、読んだ。オリジナルの関連部分から(写真下はオリジナルの文庫版)。結果色々あるけど・・・キリが無いし、多分細かい感想を言うのは野暮と言うもの。ざっくりで言えば、個人的には読めて良かったし、これが「完結編」で良いと思うし、何となく「ありがとう」って気持ちもあります。

ピアノの森」 一色まこと 27巻、完結

2015-12-24 04:31:00 | マンガの話とか


最終巻がamazonからやってきた。1巻から一気読みを。号泣・・・なんというか、自分にとって特別なマンガとなりました。

2005年に11巻までの段階でブログに投稿してる↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/114.html

その後・・・9巻あたりから若干中だるみ(後から見れば、必要・・・)とも取れる展開も挟んで「ああやっぱ、少年期がピークかなあ・・・」とか思ってた時期もあったけど、徐々に盛り上げショパンコンクールに突入したあたりからは、もうなんと言うか・・・・

才能を見出された少年が、色々あって人間的な成長を見せつつ、笑いあり涙ありで、それを開花させる物語・・・と書いてしまうと、なんかありがちで安っぽい。でも、そうなんだけど、それ高の訳がない傑作です。

色々ありますが、こんなに登場人物の演奏が待ち遠しい「マンガ」って無かったんじゃないか・・・音の出ない媒体で・・・いやだからこそか?この演奏シーンの表現力は半端ないっす。カイのすべての演奏、少年編での便所姫、そして一皮むけた雨宮君とパン・ウエイ・・・・最後の「二人の競演」は演奏シーン無かったけど・・・

で、登場人物・・・気持ちの良い、不器用な人達がわんさか登場。阿字野先生が・・・かっこいいな・・・主人公カイはもちろん、もうてんこ盛りで素敵な登場人物たちが登場するんだけど、阿字野先生はなんか別格だ。男として、大人としてなんて素敵なんだろう・・・次点便所姫で・・・

結果、感想を集約すると「ありがとう」だな・・・こんなに、マンガを読み終えて感謝の気持ちに満ち溢れたことはかつてない・・・みんなに読んでもらって、幸せになってもらいたい・・・そんなマンガです。

ともかく読んでっ!!


「とめはねっ!」 全14巻 河合 克敏

2015-05-31 12:33:00 | マンガの話とか


ヤンサンからスピリッツへって感じで連載されてた作品、完結→最終巻出ました。書道マンガ。パッとしない真面目でお人よしの帰国子女の高1男子が、存続危機の書道部に拉致られて、でも書道が面白くて、切磋琢磨して、日本一の柔道少女に恋をして・・・てな感じですが・・・

時代背景もテーマも変わっても、「ああ・・やっぱ河合克敏作品だなあ」・・・って感じで終始楽しめました。青春でポップなネオスポコンですね。ちょっと書道に興味が・・・って今更だ。小学校の時習ってたけど・・・