ワンコインの処方箋

「心の薬局」 - その２

ワンコインで気持ちが楽になれば・・・

心当たりのある症状が並ぶ “自販機”

じっくり眺めて、２つ選んでみた！

 

　「後天的失語症」

ワンコインで出てきたBOXを開けると、「文化と芸術散歩コース」の処方箋が

芸術に触れ、自分の心と静に向き合う・・・そんな処方箋

一言が添えられた裏面には、美術館等の地図

 

イ・チョルスさんの絵と詩の処方箋も

 

2つ目の症状

　「月曜病末期」-会社行くの嫌だ～

 

 

この処方箋には、「お勧めの映画情報」

心に沁みる映画を映画館で観て癒される！

お勧めの映画情報が両面で5本紹介

 

処方箋の裏には、映画館の場所の地図

 

買っている大学生風の男性に声を掛けてみると

頼まれて買っているとのこと、きっと彼女に違いない ＾＾

通りすがりのおばちゃんも、私が出した箱に興味津々！

何が入っているの？と尋ねてこられました

 

私の務め先も、心の病を抱える人が本当に増えています

韓国も同じようで、生活の癒しになればとの取組みのようでした

 

就職の面接が上手くいかなかった-このBOXには

「クソくらえ」と書かれた飴が入っているとか ＾＾！

折れそうな気持ちには、飴ちゃん一つ、クスっとする笑いが助けになりえるのでは？

日本にもあればいいのに・・・

 

 

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心の薬局

心がやたら萎える時って、ありますよね

その小さな穴が、大きくならないように

お酒を飲んだり、友達と話をしたり・・・人それぞれの処方箋があるもの

 

韓国には素晴らしい“自動販売機”があります！

その名は「心の薬局」

駅や、繁華街に設置されているこの自動販売機

薬の値段は５００ウォン（約７０円位）

ワンコインを投入すると、痛みへの処方箋BOXが出てくる仕組みです

 

お知らせの看板には、こう書かれています

“ 気持ちのどこが、どんな風に辛いですか？”

　 何に対しても、無気力、無関心、無感動、三無の時

　 心身共に辛いあなたに、再び日常での小さな幸せを発見し

　  生きる力を得ることのできる処方箋を提供します 

　　あなたの心を癒すささやかな“心の薬局”

 

自動販売機には、いろんな症状のBOXが数種類

「月曜病末期」「習慣性慢性疲労」「有毒性スマートフォン中毒」「孤独ウイルス」

「お先真っ暗症」「現実逃避症」「夢消失症」「老化自覚症」・・・etc

 

現代人が抱えるストレスへのカウンセリング！といった大げさな物ではなく、

ユーモラスとウイットにとんだ発想で、小さな感動を得る感じ ＾＾

 

 

人気の？・・・多い症状への処方箋はSOULD OUT！

さてその中身、気になりますね～

次回、その処方箋をご紹介したいと思います！

 

 

 

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覆面歌王

日本は歌番組が少なくなりましたね

韓国では、日本では見当たらない歌番組があります

「私は歌手だ」もその代表で、本物の歌手と、素人さん５,６人が

それぞれＢＯＸに入ってフレーズごとに歌い、本当の歌手を当てるもの

歌声も似ていれば、その歌唱力も本人に負けず劣らずの実力

 

「覆面歌王」という番組は、誰なのかわからないように覆面をして歌い

また聞きたいと思った方を選ぶトーナメント方式

勝者は、覆面を取ることは許されていません

この番組では、歌手以外にも俳優さんだったり、スポーツ選手だったりします

歌手であっても持ち歌を歌うわけではありません

歌の上手さに、誰が歌っているのかわからない！ここが見どころです

 

前回、甲乙つけがたかった回がありました

個人的に ＦＴＩＳＬＡＮＤのホンギさんが歌った“中毒になった愛”に

１票だったのですが、惜しくも負けてしまいました・・・

敗者は覆面を外すので、勿論そこでホンギさんと分かったのですが

FTISLANDファンの人は分かったのかなぁ＾＾

 

勝者の方は、ラップありの本当に歌の上手い方でした

日本でこんなに歌える人は誰かなぁと思い浮かばないくらい上手い方でした

でも、この秋の夜長、バラードに軍配！

http://youtu.be/FCTyBD532Zs　

「覆面歌王」より“中毒になつた愛”　YOUTUBEよりお借りしました

 

 

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ドリームハイ見聞

韓ドラ 「ドリームハイ」を無性に見返したくなった

進み見るうちに、本当に良くできたドラマだなぁと再び感心

台詞には新しい発見もあり、ちゃんと見ていなかった事に気がついた＾＾ヾ

主役は、本物の歌手５人と、俳優の1名

歌とダンスの上手さは抜群で、見応え十分

 

その若者達を率いる大人達のセリフ

「一流とは能力のある生徒、二流は、能力はなくても努力する生徒」

三流は、能力も努力もしない生徒・・・と言わないところが良い

「三流とは、偏見をもった生徒」

不器用で、欠点のある生徒達

その弱点を克服し、補っていく過程の描き方も良い

 

田舎の外にあるトイレで用を足しながら歌う歌

「Ｏｎｌｙ　Ｈｏｐｅ」が良い

この曲は、アメリカ映画「ウォーク・トゥ・リメンバー」で出てくる曲

訳を見てみると、どうしてこの曲を採用したかが良くわかる

この澄んだ曲の採用のセンスに完敗

田舎者が、ソウルに向かう女性主人公が乗ったバスを追うシーンが良い

この２つのシーンは、最終回でニクイ登場となる

 

トイレの用を足しながら歌う歌ではない、その美しい歌は、

愛する人の成功を祈り、舞台から歌われ、

バスを追うシーンは、田舎者だった彼を主人公の女性が逆に追い

彼を旅立たせるシーンで終わる

良いドラマは軸にブレが無い

 

渡米か留まって歌手の道か・・・迷う彼女に元カレが言う台詞が良い

「 選択を迷う二つは５０対５０　どちらかが１００％だったら選択じゃなくて答えだ

　選び難いから選択で、迷って当然だ

　でも、選んだ後は後ろを振り向かず、その５０を１００にするんだ

　その道が正しかった事を頑張って証明するんだよ」

 

 そんな生徒を見つめながら大人は言う

「あの子達、挫折しながらも輝いてる、羨ましい」

「でも公平でしょ、その良さに気がつくのは、僕達の歳になってからだから・・・」

 

その良さに気がついた、今の歳も悪くない ＾＾

しっかりとしたドラマは、余韻までも素敵だ

ドリームハイ、見返して良かった！

 

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