お気に入りのコーヒーカップを割ってから早数ヶ月
いざ探すとなると、なかなか“これっ!”といった物には出会えない~
友人とふらりと入ったお店で、少し気になった陶器が・・・
と、それから数ヶ月、頭の片隅で気になっていた為、
今度は買う気で出掛けてみた
すると、以前とは少し模様のカットが違うものがあり、心が揺れる^^
うーんどっちにしよう・・・
雰囲気と色が微妙に違うので悩んでいると、店長さんが
「そちらのは白磁で、こちらのは青磁です」
私が気になっていたは“青磁”の方
えっ青磁ですか?
心がニマッとした ^^
気持ちは決まった!!「これ下さい」
韓国人が一番好む色は青色(???・パランセク)だそうです
田舎に行けば青色の屋根をよく目にしますし、
大統領官邸も青瓦台(???・チョンワデ)と言われています
あるサイトに、宮殿に青色の瓦を使った理由が書かれていました
中国の紫禁城は黄色い瓦、中国の影響力の下にあった朝鮮時代では黄色は使えず、
中国からみて東(陰陽五行説では東は木で青色とされる)だった為、
青色の瓦・・・となったと
*朝鮮末期、清国依存を断ち切り、初めて昌徳宮(チャンドックン)に煉瓦を黄色に塗ったとか
また、韓国陶芸の誇りとされる“高麗青磁”
これも、神秘的な「青」を表現したものですよね
韓国語の色彩を現す単語は、日本語の比ではない数があると言われます
この青磁は、日本の宮城県の作家・五十嵐元次さんの作です
今回出会えた淡い淡い青色を放つ “初めての青磁”
割らないように頑張ります・・・