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仏教学習日記(1)2025年1月13日(月)
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「お前なんか、産まなきゃよかった」子供の頃、
親がそう言って叱ると、たいていこう言い返して
いたのを思い出します.
「産んでくれ、なんて頼まなかったよ.」
だが、今思えば、この口論は親の勝ちでした.
ぼくは生まれる親を選んで生まれてきたのです.
この世に来る前に、神様に聞かれたのです.
神様:お前は罪障が深いから、お金持ちの家には
いけないよ.でも何をしたいかによって、
父母を選んでいいんだよ.
ゴタ:ぼくは罪障を消すため、仏道修行がしたい.
神様:そうかい、それじゃ、両親とも熱心な仏教の
信者宅に生命を宿すがよい.あの家がいいん
じゃないか? 貧乏暮らしだが、両親とも敬
虔な日蓮宗寺院の信者だ.あそこに生まれて
過去の罪を信心によって洗い流しなさい.
ゴタ:わかりました、神様、ありがとう.
そう言って1954年9月、ぼくは今から70年4か月
前、この世に生まれてきた.
だというのに、仏教大学に入っておきながら、学費
を使い込んで中退.お寺にお入寺見習いに入って、
修行が厳しいからといって、脱走.まったく、箸に
も棒にもかからない出来損ないの息子なのでした.
そして70歳.残りの人生もいよいよ風前の灯とな
ってから、ようやく、
「あ、仏道に励むと、神様と約束してきたんだ
った.」
と言って焦る、きょうこの頃なのであります.
語学が好きなのは、それは来世、三蔵法師に生まれ
て、インドの仏典を訳す前準備のためだ.
三蔵法師が無理なら、猪八戒でも、カバン持ちでも
いい.頑張ります.神様~、あと20年時間を下さい.
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