おでかけ大好き

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読書感想

2011-05-16 08:45:09 | 本に暮らす


日陰ぼっこ。


野外活動日和な週末でしたね。

オットとおばあちゃんは農作業。

私は部屋でごろごろ読書。←ダメ嫁


こどもたちも、農作業の傍らで、お手伝いしたり、邪魔したり。

走ったり、カエル捕まえたり、ケンカしたり。

外にいるだけでいいの。

こどもは、野外が育てるのだっ。


読書は、湊かなえさんの「往復書簡」がよかったです。

結末が暗くないので、安心して読んでね。

それにしても、一人称語り上手ですよね。


小川洋子さんの「人質の朗読会」は、相変わらず小川ワールドです。

荒唐無稽のような、日常茶飯事のようなでも妙に静かなアノ世界の住人は不思議です。

メロディアスライブラリー大好きで、

ちょうど日曜の買出しの車の中で聴くのです。

名作の感想などを語る小川さんは、もちろん語彙や表現は豊かだけど、

普通の感覚な方のように思えるのですが。

いや、だからこそ?の不思議ワールド?


そのほかはちょっと・・・。

海堂尊の「モルフェウスの領域」は、バチスタの10年後くらいの設定なんでしょうか。

「ナイチンゲールの・・」で不協和音を聴き、

「マドンナ・ヴェルデ」で確信したけど、

SFだとしても、物語の女性の心理がまったく共感できません。

いくら悲劇の美少年もしくは、赤ちゃんを守ってあげたいと思っても、そこまでやるかって。

見た目は女性らしく可憐で儚げながら、芯は強く、その母性愛の強さは海の如し。

私と真逆ですから。(大イバリ)

それは男性作家の理想の女性像なんでしょうね。

でも、田口先生や、高階先生、その他のバチスタメンバーの名前や出来事がでてくるだけで、

ファンには嬉しいものです。

それだけで、海堂ワールドから離れられないんだろうな。


「のぼうの城」はこれからです。

ああ、こんなに読書しまくってる場合ではなく、

衣替えや、不用品の処分、草むしり・・・いろいろやることはあるでしょう。

点字ボランティアのテキスト入力もまだ終えていないっ。

大人になると誰も叱ってくれないから、ず~るずるで。

カッパくん、叱られるうちが花ってことよ。

マジで。