おでかけ大好き

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6月の読書

2016-06-29 07:38:28 | 本に暮らす


梅雨入りしてからのほうが、本を読めませんでした。

湿度の高さに疲れて、早寝してしまいました。

やはり、夜誰もいない静かな環境で読むのが一番、脳に映る映像がクリア。


「のろのろ歩け」「かたづの!」
中島京子さん。今一番好ましい作家。
のろのろは、タイトルもグー!だけども、北京、台湾、香港にまつわるショートストーリー。よかった!!


「今夜の食事をお作りします」
現代の中国人作家によるシリーズものから。
骨太で衝撃的。山崎豊子さんの「大地の子」を彷彿とさせる、生きる力強さ。人情。不条理。今の日本の小説が軟弱すぎる、負けた!


「王妃の帰還」
あっこちゃんシリーズの柚木麻子さん。女子中学生のクラス内派閥争い。しかし女は女の凌ぎ合いの中でこそ強くなる!!という意味では納得。


「コーヒーが冷めないうちに」
舞台演劇のようと思ったら、まさにその小説化だった。こういうのはお芝居のほうが断然面白いハズ。


今は「一路」を読んでます。結構かなりお笑い系!?