公立高校の面接試験に、ムスコを送り出したあと、アカデミー賞3部門受賞!のグリーンブックを観てきました。
実話に基づいて‥という映画化、最近多いよね。
色も緑の本なんだけど、グリーンさんが書いた黒人のための南部旅行ガイドブックのことなんだって。
公式を見て知ったのだけど、イタリア系白人の主人公のトニーの息子が、脚本を書いているのね。脚本賞もとれて良かったね。
60年ほど前、南部へ旅するのに黒人が泊まれるホテルのガイドブック(グリーンブック)が必要だったのね。
60年経っても、白人警官によるアフリカ系への不当逮捕など、差別はなくならないのね。
個人と個人で関わる限りは、人種は関係なく、お互いの人間性を認め合えば信頼が生まれる。
もう一つ、公式をみてびっくりしたのが、この太鼓腹のイタリア系おっさん、トニーリップ役のヴィゴ・モーテンセンって!
「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンですよ。英雄ですよ。でも今や60歳なのに30代くらいの役柄ができるとは、若々しいというべきか。
「差別や偏見のステレオタイプの描き方」など色んな意見があるようですが、色々楽しめました。音楽や本場のケンタッキーフライドチキンとか。
清々した!と思えたのは、映画の内容だけでなく、(結果がどうあれ)ムスコの試験が終わったからなんだよねー。
よきよき。