Tちゃんに誘われて、自然素材のおうちで味噌づくりに参加してきました。
自然素材の漆喰や珪藻土といっても防腐剤や防カビ剤が添加されていると、ビニールクロスよりも身体に悪いよ…という話を聞きつつ、
そして納豆菌は高温に強く最強なので、朝納豆を食べてきてはだめ。
そして、除菌などせず自分の手にある乳酸菌(糠床をかき混ぜるのと同じ)を使って、暖かい季節になり酵母菌が活動するまで、雑菌から味噌の腐敗を守るとのこと。
自分の乳酸菌を使った手前味噌なので、自分のお味噌が一番美味しいということなんだって。
いつもの単位より少なく、できあがり3キロとのこと。豆は1.5キロくらいかな?
ワタシは二週間前に第一弾を仕込んできたので、手順はわかります。ただしここは桶はないので、家庭的なやり方で、ポリ袋のなかで麹をほぐし、塩を混ぜ。
厚手のポリ袋に煮豆(豆は煮てくれてあります)を入れて、豆を踏み潰します。体重を使ってあっという間にバッチリ潰れました。
とはいえ、大豆粒が残るので皆さんはすり鉢とすりこ木でゴリゴリ。私は袋に入れたままマッシャーで潰し。
程々のところで、大豆ポリ袋のなかに、塩と麹連合を入れ、講師の先生が豆の煮汁を500ccくらい入れて、袋の中でまぜこぜ。
袋の中で作るにはこの量(3キロ)が限界かも。
自然素材というから天然木樽かと思いきや、用意されてたのはプラ樽。
ここに味噌玉を放り込んで、空気を抜きつつ押し込んでいきます。
さすが自重踏みつぶし味噌は、粉砕機よりもずっときめ細か。塩を乗っけて、晒(アルコールなし)でフタした上にプラ蓋(ポリ袋に入れた杉の蓋だった人も多い)出来上がり。
ここでTちゃんにトラブル発生。残しておいたハズの塩が、ばかに多い。
「これ本当にTちゃんの塩?」と確認するも、「そうだよ」と自信満々に答えるTちゃん。
味噌の上に塩を乗せた時点で、やっぱり多すぎる!コレ絶対使ってない(最初の量)塩だよ!Tちゃんのはこっちの小袋の塩じゃないの?
慌てて塩を取り除き、塩っぱい味噌になるのを防ぎましたが、隣のおばさんの味噌、塩入ってるのかなぁ疑惑が浮上。
今回、住宅メーカー主催だから、マイホームを検討してるような子連れの若いママさんが多いかと思いきや、ワタシやTちゃんの母世代の大きいお姉さま(オバチャン)ばっかり。
味噌づくりなんて手慣れてると思ったら、素人が多いようで時間がかかってました。どうせ熟れるのだから、潰しなんて適当でも大丈夫。
味噌づくり10年のワタシが主導して、最初から新聞紙をひきつめ、床作業でパパっとやりたかったわ。
最後に味噌樽を2階のクローゼットに運び入れ、1キロのペットボトルをどーんと蓋の上に重しにして終了。
自然素材のおうちで熟成していただき、出来上がったら取りにくるそうです。
去年も参加したオバ…お姉さんたちが「公民館で作ったのより、美味しかった」というので、半年後の楽しみです。
帰りにT家で、セロリの漬物(美味しい!)をお茶請けに、やちむんの湯呑でお茶を頂き、帰路につきました。
醸造家も面白いかも。