ハシゴ卒業式終わりました。
晴天で風もなく暖か、最高に卒業式日和でした。しかし体育館は冷える。
当日、小学校では親からこどもへ、こどもから親へお手紙が。
ムスメからは手紙と絵が入ってました。桜舞う縁側でお茶するのは母ムスメ、地べたで「お菓子ないの？」の鳥たちはオットとムスコだそう（笑）
他のお母さんとこどもからの手紙を見せ合うと、ある男の子のは「おかあさんへの要望書」的な内容（笑）
小学生はみんな、お母さん宛で、お父さんはでてこないのね。申し訳ないけど、関わりの密度の差やね。
小学校は人数が少ないこともあり、各自が考えた、6年間の思い出や感謝の言葉が児童毎に1.2回あり、とても感動的。
ムスメの言葉は、母への感謝で、予期してなかったので泣けるというよりビックリ！
日頃は反抗でコーティングされてますが母の想いは伝わってるのね、嬉しかったよ。
お友達との写真撮影も慌ただしく、帰宅して、1時間ほどの間を挟んで中学の卒業式へ。
お昼を食べるのに精一杯。ムスコは支度があるからと先に自転車で学校へ。
中学も受付でこどもからの手紙を渡されました。「宿題やらない党」の公約を守るムスコからは諦めてましたが、前日ギリギリ提出したとか。
なるほど、ここ数日、ムスコの「オレにはやることがあるんだ！学校に行ってる場合じゃない！」と登校しぶり、遅刻三昧（いつもだけど）の原因はコレか。
小さい頃から人一倍作文の苦手なムスコ。便箋1枚埋まらない程度の文章にも、かなり苦労、イライラしていたのね。
他の子より随分量は少ないけど、彼なり今なりの感謝と努力は受け取ったよ。
卒業式なのに、校長先生や来賓のかたのお話に、先日の授賞と副賞のアメリカ視察の件で、名前をあげて褒めていただきました。
ウトウトしてたので、ムスコの名前を聞いて飛び上がりそうになりました。びっくりポン！
式は二部構成で、3年間のスライドショーと部活や体育祭、合唱祭などの代表者のメッセージと全員合唱。
全員合唱は、たまたま観たことがあったNHKのドキュメンタリー「18祭」のRADWIMPSの「正解」でした。
その番組を見たときより歌詞が心に響いたのは、巣立ちを迎えた雛たち。
巣の縁に並び世界を見て、準備万端と羽ばたいたり、不安に竦んだりしている今の彼らの等身大と思える言葉と。
やけに潔い「よーい、はじめ」で終わる曲。終わりなのに、始め。
今まで教わったことが本当か、もっと違うなにかあるのか、それぞれ正解を見つける旅が始まるんだなぁ。野田洋次郎さん天才だなぁ。
式のあと、校庭で各自新しいスマホで写真撮影するこどもたち。お互いの交流があまりにも楽しそうだったので、邪魔しちゃいかんと、ムスコの写真も撮らず帰宅。
帰宅後撮ろうと思ったら、制服を脱ぎ捨てクラス打ち上げに飛んでってしまいました。
というわけで、ムスコの卒業写真なし。まあそれもよし。
