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カレンダー梟
昨日は、写真家今森光彦氏の話を聞いた。
花博15周年記念で、スライドを交えた講演会~里山を歩こう~である。
今森さんは、琵琶湖のくびれた形をしている西側、比叡比良山側の里を中心に自然相手の写真集、
映像情報、自然観察に基づく子供向け屋外活動や本作りをされている。
興味ある話ばかりで全く退屈しない二時間であった。
ここでは質疑応答に出た三つのことを残しておこう。
まず季節感について・・・・・・
春から夏への季節の移り方が早い年は、その年の夏から秋への変わり方は逆に遅いように思う。そうである。
写真が行き詰ったときの質問に対し・・・・・・
感動したものを撮る。自分の感度を磨く。自分の思いを暖めて大事にする。
永源寺付近の彼岸花を熱心に撮っているそうですが・・・・・・
甲津畑にいいところがあります。そうです。
子供の頃から育った里を、今も仕事に出来る恵まれた環境、仕事にするまで極めた努力に拍手です。
今年は写真家三人で皇居の森の自然を撮られたそうで、
その時のこぼれ話も面白かったが早くTV放映を見てみたい。
体験に基づいた話は聞くものを飽きさせない。楽しい午後だった。