こだわりメモ帳

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・ 新聞によれば・・・

2010年01月18日 | ◆ メモ

大動脈東大阪変電所


 この12日のクローズアップ現代は、立花隆を招いて悲惨な米の新聞廃刊崩壊を報じていた。
毎日、朝の一時間は朝刊が楽しみで、ここからは世間の様子がうかがえる。
最近気になった記事は、次のようなパリからの取材記事である。

   『少子化日本は欧州に学べ』 (エマニュエル・トッド 仏・人口統計学者)・・・読売 100116
 少子高齢化は先進国共通の課題だが、日本の気がかりは生産年齢人口が下がり始めたことである。
フランスは、女性の地位が高く就業と出産が両立できていて出生率が高い。
出生率の低い国々は、どちらかを選ばなければならないことが多い。
独も出生率が低く、純血を重んずる国も移民大国になり、スペインや伊は移民なくば崩壊していた。
日本の課題は移民の必要性を直視できるかである。
経済生産性は人口規模だけでなく、先進国は高齢化しているが科学技術は刷新されている。
経済力は、頭の中に科学技術を持っている人間の数だ。
 一方、中国には大きな問題があり、人口統計学的に不安な傾向を示している。
現在の中国の高度成長は、老人が少なく子供が少ないことへのボーナスで、
近い将来高齢者人口が一気に増加し、生産人口は極めて早く減少する。
選別中絶による、男児120に対し女児100も女性が不足し高齢化が早くなる要因になる。

女性の就業と出産の両立、移民の受け入れは、
いずれも難題で年金生活者にも大いに関連のある課題だ。
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