への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

秋の名古屋覚王山界隈① 日泰寺

2023年11月11日 | 散策

奧さん  「あそこじゃない

への次郎 「山門の中に、駐車できるはずだよ

この日やって来たのは、名古屋市千種区にある覚王山日泰寺です。

 

こちらは、19世紀に発見されたシャカの遺骨を安置するために創建されたお寺。特に宗派はなく、日本の仏教徒全体のお寺という位置づけです。「覚王」とはシャカ、「日泰」とは日本とタイのことです。

 

車を止めて、外から山門の細部を見ていたら、

右奥に五重塔があることに気づきました。入って行くと、

 

山門と大木の間に見えてきました。近づくと、

 

最上部の相輪がキラッと輝いて、思わず手を合わせました。

中には写経が納められているそうです。

 

五重塔の左奥には本堂です。中に入ると、

 

タイから贈られたご本尊の釈尊金銅仏が祀ってありました。

タイの国宝だったそうです。

 

箱に賽銭を入れて、合掌。

ゾウの置物の横でお線香をいただいて、

 

常香炉で焚きました。

 

本堂の左に回ると、チュラロンコン国王の像。

このお方です、シャカの遺骨を日本に下賜したタイ国王は。タイでは名君に数えられます。

 

右に回ると、

大蔵経もタイからいただいてるんですね。

 

ところでシャカの遺骨、ここには祀っていないんです。

本堂と五重塔に手を合わせ、そこに向かいました。

 

 

日泰寺がある通りの東側にやって来ました。シャカの遺骨は、ここにあります。

色づ始めたモミジの横を上がって行くと、

 

石段の上に、通天門が見えてきました。

石段をのぼって行って、のぞくと、

 

先の門のさらに向こうに、ほら、塔の一部が見えますよ。あそこです。

仏舎利奉安塔といい、あの中にシャカの遺骨は祀られています。

 

入れるのはここまで。二人、ここで参拝をすませました。

                                 つづく