美濃焼の産地、岐阜県土岐市にやって来ました。地元テレビ局によると、織部の里公園で、いまちょうど花菖蒲が見頃を迎えているそうです。
駐車場に車を止めて、外に出て見ると、
奥さん 「ほら、あそこじゃない」
への次郎 「そうだね。左から下りて行くみたいだよ」
階段を下りて行き、菖蒲園にやって来ました。
ちょうど見頃でした。
アップでパチリ。
この日は、曇り空。しっとりと咲いていた花菖蒲を鑑賞できました。
奥さん 「向こうの緑の屋根は何?」
への次郎 「何だろう? 行ってみようか」
向かっていたら、
奥さん 「えっ!! 何で何で??」
への次郎 「狂い咲きかな?」
緑の屋根の建物まで上がって来ました。国指定史跡の元屋敷陶器窯跡です。建物に入ると、
全長24m、幅2.2m。巨大な登窯の遺跡がありました。
安土桃山時代、ここで大量の織部や志野が焼かれ、京都や大阪に送られたそうです。きっと千利休や秀吉も、ここの茶わんを使ったことでしょう。
遺跡を見学したあと、表に出てきました。
道を渡って、少し入って行くと、雰囲気のある門がありました。
もらったパンフレットによると、この奥に、名古屋市の揚輝荘より移築された「暮雪庵(ぼせつあん)」という江戸期の茶室があるそうです。
せっかくだからと、生け垣に囲まれた道に沿って入って行くと、残念! 戸が閉じられていました。
生け垣に穴が開いていたので、カメラを突っ込んでパチリ。
雰囲気だけでも感じることができました。
この日、平日ということで来ている人は少なかったです。お陰でゆっくり散策できました。