今年の梅仕事は梅シロップでお終いにしようと思っていました。 ところが昨日、買い物に行ったら、なんと目が合ってしまったのです・・・梅の実と。 少し青味が残った半熟ながら形もよく傷もないきれいな肌・・・で、つい1キロ詰めの袋を3個買い物かごへ・・・
このところ、暑さが続いているせいか、お疲れモード。 しかも明日はコロナワクチンの接種日でもあるし・・・ ゆっくりしたほうが良いかもなんて思っても、買ってしまった梅3キロ。
今日も暑くなりそうですが、梅は一晩おいて置いたら、良い具合に黄熟してきているのでアク抜き不要ですぐに漬けることが出来ます。
洗って拭いてザルにあげ、なり口についてるヘタを取り
梅の10%の粗塩と10%の氷砂糖の1/3を梅と氷砂糖を混ぜた塩を交互に入れて
押しぶたをして、梅の同量か1.5倍の重さのおもしをして
紙ぶたをして冷暗所に置く
今日はこれまで
2~3日で梅酢が上がってきたら、残りの氷砂糖を2回に分けて回し入れ、梅酢が更に上がってくるのを待ちます。 途中でおもしを半分くらいの重さにすれば、梅仕事の半分は終わったことになります・・・
あとは、梅酢の処理や赤紫蘇漬け(私は赤紫蘇は使いません・・・ここで何故かいつも失敗してしまうので)、そして梅仕事のクライマックス、3日3晩の土用干しをしたら、目出度く美味しい梅干し君のできあがりです!(^^)!
氷砂糖のお陰でほのかな甘みのある梅干しになっているはず・・・
画像拝借
朝から始めて、お昼前には終わりましたが、途中で押しぶたのサイズが甕に合わないことに気が付き、金物屋さんに買いに走りました~~ 従来型のプラスチックふたもありましたが、やはりサイズが合わず、やっとジョイントして2サイズに使える、シリコン製落し蓋を見つけて、本日の梅仕事が終わりました~~ ヽ(^。^)ノ
シリコン蓋、中々スグレモノのようです・・・
ついでに梅干しの歌など如何でしょう・・・
梅の実がなって、梅干しになる迄を描いた梅干し人生の詩です(尋常小学読本巻5)
作者は、明治時代の国文学者 羽賀 矢一
三月四月花ざかり
うぐいす鳴いた春の日の
楽しい時も夢のうち
五月六月実がなれば
枝からふるいおとされて
きんじょの町へ持ち出され
何升何合計り売
もとよりすっぱいこのからだ
しほにつかってからくなり
しそにそまって赤くなり
七月八月あついころ
三日三ばんの土用ぼし
思えばつらいことばかり
それも世のため人のため
しわはよっても若い気で
小さな君らのなかま入
うんどう会にもついていく
ましていくさのその時は
なくてはならぬこのわたし
アハハ! なんともいえない古ぼけた昔の「梅干しの歌」なぞ取り出して、暑さに相当やられているな・・・とお笑いくださいませ(*´艸`*)