曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

一つづつ幕が下りていく・・・

2023-04-05 | あれこれ

4月に入って色々なお知らせが

DMと共に入るようになりました

「オール青山美術展」のお便り集もその一つ

この美術展は私にとっては

介護の日々 美術展に出展することを励みに

絵に対する気持ちを絶やさずに燃やし続けてこられた大切なものでした

それがコロナで3年も開催できなくなり

遂に昨年事務局から今後の活動は高齢化など諸般の事情で

中止せざるを得なくなったとの知らせが届きました

止めるにあたっては

最後にお便り集を作ろうということになり

既定の用紙に自由に描いて(書いて)

出来上がった冊子です

殆どの方がご自分の作品の写真と事務局を務めて下さった方々への

感謝の言葉を綴っておられました

 

青学出身であれば年齢 専攻 にかかわらず

誰でも参加できるという大らかさが気に入っていました

メンバーの中にはプロとして活躍されている方々もいらっしゃいますが

実に和気あいあいとして 話し合ったり情報交換したり

したことも良い思い出です

 

事務局は再び手作りで小さな美術展を開催する計画を持ち続けていて

更に近況や美術の話ができる親睦会も計画しているそうです

大きな幕はいったん下りましたが

新たな幕開けの夢があるのは

嬉しいです(^-^)

(メンバーの方が携わっている公募展の紹介もありました)

そして

高校の同期会開催のお知らせも届きました

元々還暦を迎えた年に卒業後初めて 

同期会を開こうということでスタートした会ですが

何と開催は4年に一度のオリンピックイヤーにすることになり

さすがユニーク!とチョッと感心?したりして(^_-)

ここ何年かは

コロナで開催できなくなっていたところ

この度ようやくコロナが一先ず落ち着いたので

5月開催の運びになったようです

噂によるとこの回をもって

同期会は最後になるらしい・・・

還暦に始まって傘寿で終わる

これもまた格好良いですね

 

高校の仲間(同級生)の何人かは私の絵の個展やグループ展には

いつも会場に足を運んでくれました

 終の棲家を公開してくれた友もそのうちの一人で

今度私の終の棲家が決まったら

みんなで見に来るそうです

そうこうしながら

それぞれが老いの日々を穏やかに楽しく過ごして

いければいい・・・(´∀`*)🎶

なんて思っています

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春愁・・・?

2023-04-03 | 絵  ③アレコレ

 

春になったら会いに行こう・・・と

楽しみにしていた函館への旅は 思いがけない展開になりました

昨年の秋に『病院が経営する高齢者施設に申し込んだ 

入居は早くても春頃かも・・・』と

明るい声で決断を伝えてくれた

友の言葉をそのまま信じて

マスクも原則しなくても良くなりものみな萌え出る季節になったので

会いに行くわ~~と電話をすると

何とビックリ!

急に入居が決まってすでにホームに引っ越したと・・・😟

一言の連絡もなく・・・と思ったものの

いざ連絡が来たら引っ越しをはじめ色々俄かに忙しくなり

疲労も重なって大変だっただろう・・・くらいは

分かります・・・💦

でも

何度もスケッチに行ってお世話になった彼女の家で

いつものようにアレコレ他愛ないおしゃべりを楽しもう

と思っていたのに

広い平屋のあの家に行くこともなくなったかと思うと

本当に寂しい

それでも彼女が元気ならそれで良いのです

それが・・・

『何にもしたくない・・・ ご飯もまずくて食欲もない

冷蔵庫には美味しいイクラやたらこやホタテなどがあるけれど・・・

元気なうちは自由に行動できるはずだったのが

コロナで出かけてはいけないと言われて

困惑している

好きな小物づくりや水墨画や絵手紙も

全くやる気が起きない

引っ越しの挨拶状も書く気にならない』と・・・

いつも自信を持って行動していた

友の余りの変わりように

言葉もなく・・・

入居前にきちんと調べなかったのか・・・

体験入居もしないまま入ってしまったのか・・・

甥ごさんの紹介とかで

安心してしまっていたのか・・・などなど

胸のざわつきが収まりません

環境が変わる・・・これが高齢者にとって一番の問題なのだそうですね

単なる一時的な不適応を起こしているだけならいいのですが・・・

 

彼女も人生の最終章は安心安全の中で

楽しく暮らしたい・・との思いから

自分の老後を預ける場所を選んだはずなのに・・・

先輩の入居者たちからは1年経てば食事をはじめここでの生活に慣れるよと

聞かされているそうです・・・

 

私より7歳年上の彼女に別の施設を探す元気が残っているか・・・

それともそんな気など毛頭なく

このまま諦めてしまうのでしょうか

 

昨日彼女の好きな干し芋とお煎餅とゼリーを送りました

一緒にお茶する友人ができていれば良いと思います

長年絵手紙の講師として活躍していた人ですから

どんな人ともすぐに打ち解けるはずですが・・・

 

彼女と一緒に遊びに行った大沼

遠くに聳えるのは駒ケ岳

何度見てもカッコいい山です

彼女は函館からこの大沼公園近くのホームに入りました

部屋からきれいな夜景が見えるそうです

 

函館の立待岬からの眺め

 

見出し画像は函館山の中腹から見た函館湾です

 

コロナが収まり外出許可が出たら

一緒に湯の川温泉に行く約束をしました

一日も早く元気を取り戻して欲しいと祈る気持ちで一杯です

 

私の終の棲家探しも さらに慎重にしなければなりません (;´Д`)

 

               

 

今日は久しぶりにすっきりした青空が広がっています

秋には色づきが淡かったブーゲンビリアが

再び花をつけてくれました

夏が来れば真っ赤に燃えた花をつけて

元気を届けてくれることでしょう(^-^)

 

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おまけの?お花見

2023-04-01 | あれこれ

長い歴史のある街千葉県の佐倉に

行ってきました~~

家からそう遠くない佐倉ですが

これまで行ったことはありませんでした

この地に

お勧めのホームがあるということで

観光気分で出かけました

JR佐倉の駅からシャトルバスに乗って10分ほど

この桜並木の先に

 

高齢者コミュニティ「ゆうゆうの里」がありました

"ハッピーエンドを生きよう"の言葉がいいですね

緑豊かな丘陵地にゆったりと

1号館から5号館まで並び

大木が景観の中に自然と活かされていました

これまで見学した中ではダントツにい良い環境に見えました

利用者さん達がそれぞれサークル活動を楽しんでおられ

プールでは外部からの指導者の声に合わせて

泳ぐ姿も見学できました

部屋もかなり広々していて快適そう・・・

さすが婦人公論に載っていただけのことがある・・・なんて

思いましたが

東京から遠いのが困ります

現在は満室なので

入室希望の場合は登録したうえで待機してほしい・・・と募集担当の方

彼女は長年介護の仕事をしていらした方だそうで

静かで細やかな気配りができる素敵な人でした

『よくお考えの上 またご連絡お待ちしています

こちらからもご連絡させて頂きます』と

ついでに

『お隣は最後の佐倉藩主の邸宅とさくら庭園になっていますので

どうぞ見て行って下さい』と言われ

良い散歩ができる!!と大名のお庭を廻ってきました

 

シャトルバスの時間もあり邸内は残念ながらは見学できませんでしたが

ホームの見学とさくら庭園の見学で十分満足できました(^-^)

 

JR佐倉駅北口に設置されていた像

家から成田線を乗り継いで1時間ちょっとの佐倉へのミニ旅?でした

佐倉には城址公園や武家屋敷 歴史民俗博物館など沢山の見所があるそうです

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