駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

VOXアンプの謎

2019年12月15日 | 機材
12月15日(日) 本日のJOG=45分
土曜日のドラム教室の後で、サウンドスタッフのパンチ宮本社長(以下パンチ氏)と雑談していて、なるほどと思ったことがある。
それは、Cotyでのザ・スターキー定期ライブで、このところなぜかアンプの調子が悪かった件について。
トモ君がライブで使っているVOXのギターアンプAC30は、お店でスターキーの定期ライブを開始するにあたり用意してくれたもので、サウンドスタッフから購入したという。
ところが、8月だったか9月だったか、ライブで使おうとして電源が入らずに使えなかった。
新品なのにおかしいなと修理を依頼して、原因はヒューズ切れということですぐに戻ってきたのだが、当然当日には間に合わなかった。何せ英国製のアンプだけに、パーツも揃っているわけではない。
そしてその翌月、無事に戻っていたアンプなので使えるはずと思った矢先、電源を入れるとやはり電源が入らない。
そこで窮地に陥った我々メンバーとCoty店長。
いくらなんでもおかしいと、パンチ氏に投げかけたわけです。当然こんどはヒューズを取り換えるだけでは埒が明かないと、メーカーサイドに相談したとのこと。
すると、VOXアンプの特徴として、電圧の変化に弱いということが分かったそうです。
「は、はーん」と、パンチ氏は早速テスターをもってお店に行って調査開始。
そこで出た結果が、1か所だけ電圧が高いコンセントがあり、そこのコンセントを使ったためだということが分かったという。
それまでは他のコンセントを使っていたので問題は起きなかったが、何か月か前からステージのハウリング対策として、ライブのセッティング時に模様替えをして立ち位置を変えて、コンセント場所も変わったのだった。

へえー、そんなこともあるのかと、同じ店舗でもコンセント場所によって電圧が変わってくるんだと、この話を聞いて目からウロコを飛び散らせ、思わず吉本新喜劇の未知やすえさんふうに膝とおでこを打ったオレでした。
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機材運搬

2019年03月23日 | 機材
3月23日(土)
今日は岡崎市のライブハウス「Burny(バーニー)」さんでザ・スターキーライブでした。
バーニーさんはもちろんのこと、岡崎市での初ライブということで、張り切ってクルマ乗り合わせて出かけてきました。
ライブレポはいつものように「ザ・スターキーのブログ」にアップしましたのでどうぞよろしく。
クルマは自分の機材車ハイエースで、道中ミッチーとトモ君を拾って3人で行ったわけですが、それにはわけがありました。
バーニーのお店はビルの3階と4階の中間にあり、エレベーターなし。搬入には外階段を歩いて登ります。お店をよく知る友人ミュージシャンから、「ドラムを持ち込むとしんどくて死ぬよ」だなんて忠告を受けておりました。あっちゃ~。。。
しかしザ・スターキーで演奏する以上は、ラディックのドラムセットで演奏するのが必須でもあるので、しんどくても持参するしかないわけです。そこで、力持ちのメンバーを同乗させれば手伝わざるを得ないので、一人で重い機材を階段を5~6回往復しなくても済むというわけ。へへへ。。。
そんなわけで作戦成功。助かった~。
実はオレ、クルマを運転するのは大嫌いですが、ハイエースは目線が高いので運転しやすいしそれほど距離はないのでね。

機材運搬は、腰をやられると最悪。
ギックリは重量に関係なくて、くしゃみ一つでなる時はなるといいますが、やっぱり重い機材を何度も運ぶとヤバいです。
今回はドラムセットだけでしたが、PAフルセット持っていく現場は特に要注意。しかも搬入口からステージがめちゃくちゃ遠くて、台車がないなんて現場もあります。そんな時は、カミサマに祈るような気持ちでそろ~りそろ~りと時間をかけて運びます。
なので、車を替えたと同時に台車も購入しましたよ。実は以前から台車が欲しかったんですが、普通車のミニバンではそれを積む余裕がなかったという悲しい現実がありました。
てなわけで、腰を痛めることもなく、無事に演奏してまいりました。やった~。
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画期的な?(笑)

2019年03月08日 | 機材
自分のドラム教室では、基本的には前半はルーディメンツ(基礎練習)、後半は教則本にならってドラムセットを使ったレッスン。
発表会やライブの近い生徒さんの場合、希望するCDなどの音源を流しながら奏法やフィルインの研究をすることもよくあります。曲によってはテンポが速すぎてついていけないものや、古い曲でドラムの奏法が聞き取りにくいものなどは自己流になりがちなので、どうにか人前で演奏できるようにとフォローさせてもらいます。
例えば、速い曲についていくためにどこで手を抜くか、とか音源が古くて聞き取れなければベースラインを読みバスドラのリズムを決めたりなど。
そして仕上げにオケ(再生音源)を流して生ドラムを叩いてもらいますが、当然大音量となります。
生ドラムにオケの音量が負けて練習にならなければ身もフタもないんですが、そこの調整ができるのは相当なハイレベルなので当然ムリ。生徒さんは力いっぱい叩きます。しかも、自分も加わって二人で叩けば爆音。ステレオ音量MAXでも音が割れるだけで余計に聞き取りにくくなります。レッスンルームは防音なので近所迷惑にはなりませんが、待ち合いの前室には漏れ漏れ。。。
なのでヘッドホンをして叩くことにしました。当然ながらヘッドホンなら大音量で流す必要もないし、自分のドラムの音も相殺されてちょうどいい塩梅になる。
ですが、難点はお一人様限定ということ。叩いている本人しか聞こえないので、生徒さんが叩けば講師は聞こえず、指導もお手本も示せない。
ではどうするか、そこで登場するのが「ヘッドホンアンプ」であります。音源を増幅し、複数のヘッドホンに分岐してくれます。

自分のレッスンが画期的に生まれ変わりました~(笑)
これなら生徒さんとマンツーマンで、同じ音源を小音量で聞きながら研究することができます。
実はこのヘッドホンアンプ、20年ぐらい前から欲しかったんですが、どんな名前なのかすら知らなかったんです。。。
田舎もん?でしたね。
昔はネットも発達しておらず調べようもなく、教室の店主に相談したくても大掛かりな装置になりそうだし、費用もかかるかと気が引けたのでした。
でも、ついに音源を流しているステレオの調子が悪くなって万事休す。爆音で流している最中に音が途切れるようになり、レッスン中断することも。
こうなれば自前で探して購入するしかないかと調べることにしました。
ヘッドホンを分岐するので「ルータ?」とか思ったりして、ググってみますと「ヘッドホンアンプ」と出てくる。
なんじゃこりゃと思いつつググり続けると、なんとぴったしかんかん。ビックリするほど安くてお手軽な装置でした。これでやっと生徒さんと一緒に、気分よくドラムを叩けます。
分かっている人には「何を今さら」的なお話でしょうけれども。
てなわけで、今じゃ便利に安く手に入れることができるんだなという、めっちゃ時代遅れな話でした。。。
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接点復活剤

2019年01月12日 | 機材
1月12日(土)
やっと時間ができて、先週のライブで突然ヒステリーを起こしたサブミキサーのメンテ作業に取り掛かりました。
このミキサーはメンバーから安く譲り受けた中古品なので、故障が起きることも想定して使用しなきゃなりませんが、しかしこういうトラブルが起きるタイミングはいつだって本番中というのが泣ける。まだ数回しか使ってないんですけどね。
なので、たまには手を掛けて優しく労わっておいて、ヒステリーを起こさないように努めるのが亭主の役目!違うか。。。
てなわけで、接点復活剤を買いました。
ドラマーなんで、今まで買ったことがなかったんですが、なんとなくフィーリングでギタリスト御用達というこの子。
メンテナンスとは言え、やることはひたすら単純。ガリが出たつまみに注意深く注入して、優しくつまみをくりくりと回す。
これでガリが直ってくれればいいんですが、他にやりようはあるのか?
これでだめなら寿命というしかないんでしょうか?(涙)
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おかげで生き返りました!

2018年10月26日 | 機材
10月26日(金)
昨日のザ・スターキーのスタジオリハで事件が。。。
ずっと愛用しているLP社のハイハットタンバリンが根元からボキっと折れちゃいました。
とても音がいいので一番のお気に入りで、他の製品もいくつか持ってはいるけど、これ以外は殆ど使っていません。もう10年ぐらい使っていて、壊れては修理してだましだまし使っていたけど老朽化していつ逝っちゃっても不思議はないので、もう寿命かとほぼあきらめました。
ただ、新品を買うにしても取り寄せるには明後日のライブには間に合わないので、お気に入りじゃない他の奴で間に合わせるしかないなあ、なんてがっかりしてました。

リハの帰りがけに、店主のイクオさんに「折れちゃった」と見てもらったら、「ちょっと待ちんよ」と言ってなんと溶接機でバチバチッとくっつけてくれました。その時間約10分。

見事に修理完了。黒く焦げちゃっているけど、赤いラッカーを吹いたら新品同様になりそうです。
ジングルも何度も取れて、その都度自分で修理しているので愛着はひとしおなんですよね。死んだはずの子が生き返ったみたいで、超うれCY。
イクオさんに感謝!
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デカいっ!・・・

2018年06月08日 | 機材
ザ・スターキーの出張ライブ用の機材を揃えているうちに、マイクがいっぱいになった。
それぞれ付属の袋に入れていたけれど、どうも不便。

当然だけど、袋のままだと中身が見えないのでアタフタすることも。
カバンにテキトウに放り込んでいたのでは傷んでしまう可能性もある。
格納ケースが欲しい。
何かいいものはないかとネットで調べたら安くていいものがあった。
そんなマイクケースが届きました。

どひゃ~。でかい。。。
でも軽くて、がっしりしていて頑丈そう。

これで一安心。
しかし大きいなあ。
一番小さいサイズを選んだんだけど、現物見て驚いた。
写真では気付かなかったけれど、思いのほかでかい。大荷物がますます増えちゃった。

サイズの思い違いって、ネットあるあるだよね。
いやネットだけじゃないか。
家電量販店で気に入って買って帰ったら、電子レンジがでかくて困ったこともあったっけ。

皆さんも気をつけましょう。。。
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CANOPUS「Hybrid Cymbal Stand CBS-2HY」

2017年03月03日 | 機材
昨日に引き続いてニューアイテムの紹介です。
CANOPUS「Hybrid Cymbal Stand CBS-2HY」
こちらもカノウプスドラムのハードウェアーの比較的新しい製品です。
こちらもウリは、軽さにあります。
‘『ヘビーデューティー=軽い』という新たな方程式’というのがこの商品のキャッチコピー。
確かに軽い。ですが、これもそうですが金属を使っている以上は紙やダンボールと間違うほどではない、ということは押さえないといけませんよ(笑)
この製品を欲しくなったのは、いつも使用しているスタンド「Flat Base Cymbal Stand」が本当に軽くて華奢なのでとても便利ではあるけれど、屋外でのライブとなった時に軽すぎて風で煽られてシンバルごと倒れることがあるということ。
そこで、屋外用に軽くても頑丈なスタンドが欲しかったというわけ。

実際に手に入ったこのスタンドを手に取ってみると、たしかにヘビーデューティーですごくでかい。でも軽い。ハードに叩いても強風でもびくともしない感じ。
とってもいいんだけれど、ここまで頑丈でなくてもいいかなという感じがしちゃっうんですよね。レッグ部は、ダブルじゃなくてシングルならオレ的には100点かな。
あくまで自分だけの理由ですが、しっかりし過ぎてビートルズの古くさいセッティングにはちょっと合わないかな。
今使っている「Flat Base Cymbal Stand」がイメージにぴったり過ぎるのでちょっと残念。

というわけでこの新製品、こいつはザ・スターキーのライブじゃなくソウルフィンガー等の今風のセットで使用したほうが合いそうだなあ、という感想。
屋外ではもうひとつの方法があるのでそちらにするかな~(笑)
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CANOPUS「Hybrid Drum Throne II」

2017年03月02日 | 機材
つい先日、ウチにやってきたニューアイテム紹介です。
CANOPUSの「Hybrid Drum Throne II」であります。
オレ自身、カノウプスドラムのユーザーでもあり、製品に惚れ込んでいる一人として、新商品が出るとすぐ欲しくなってしまう。。。しかし単にそれだけで購入したわけではありません。
この椅子のどこがいいかというと、ウリになっている「軽さ」がまず挙げられます。
見た目のヘビーさに比べると確かに軽い。ただ、金属を使用している以上、まるで紙とかダンボールで出来ているような錯覚を覚えるほどではありません。金属を強度に合わせてうまいこと選んでいるのでハイブリッドであり、それなりの軽さを実現しています。グッジョブです。
そして2点目は、シートの程よい厚みと通気性の良さそうな布地の作り。今までのシートは合成皮革の固くて滑りやすいツルツルした冷たい感じ。これなら座り心地も良く、汗をかいても蒸れなさそうです。
さらに、自分が欲しかった理由の最大な点は、椅子の高さが72センチまで上げられるという点に尽きるわけであります。
この製品の前のモデルはかなり低めに作られていました。

世間的には低いセッティングが標準的ではあるんだけれど、そうなるとリンゴさんスタイルのセッティングができなかったんですね。国産の現行モデルも殆どが65センチ以上の高さが不可能でした。
そこで、自分はパールの古いスローンのパイブを長いタイプに変更して使っています。

これがなかなか古臭くていい感じのルックスなんですよね。リンゴさん用にはもってこい。
一度壊れてしまい、パール楽器さんに修理してもらいましたが、まさかメインで使用するとは思っていませんでした。
捨てなくて良かった(笑)

そのパイプは、実はシンバルスタンドのパイプを代用するという荒業でして、安全上他の方にはお勧めできません。。。
そんなわけで、やっと念願の高いセッティングが可能なドラム椅子が手に入ったというわけです。
ここまで書いて、約5年前に書いた記事のことを思い出しました。
「ドラム椅子について研究しちゃう」という記事ですが、この頃は好みの高さに見合う椅子がなかなか見つからずに苦労していた頃で、記事にも「これからもまだまだ探します」と締めくくっていました。
何と、5年近く経って完結できるとは。やった~!!
めでたしめでたし(笑)
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「ドラム椅子について研究しちゃう」の現状

2014年11月23日 | 機材
このブログ、今まで9年ほどやっております。
まあつまらん日記でございます。。。

ドラム&パーカッションについて、自分が経験上知り得た情報など、若いドラマーの皆さんに出来るだけ分かりやすく提供したいなというのがこの日記を始めたきっかけであります。
そんなわけで、読んでもらいたい範囲も狭いし、専門的な分野などは関係ない人にはつまらんだけですわ。

しかし、その中でけっこう読まれている記事などもあるようです。
その記事が、「ドラム椅子について研究しちゃう」という2012年12月10日の記事のようです。
約2年前の記事でして、オレ自身ドラム椅子についていろいろとあれこれやっていた時期ですね。
それまではライブハウスなどに常設している、かなり低めの椅子に何の抵抗感もなく、ただ何となく慣れていた、というのが現状でしたが、リンゴ・スターのセッテイングを見よう見まねでやってみて、高い椅子とはどんなもんかと考察したわけです。
高い椅子に挑戦してみて、いろんなことが分かってきました。
利点も欠点もありますが、ここ数年は低い椅子が主流ですから、リンゴさんの真似ができる程の高さの椅子自体が販売していないということを知りました。

そんな事情もあって、自分の使用する椅子についての明確な回答が出ていないまま、この記事は終わっていました。
その2日後、「ドラム椅子研究の続き」として記事を書いていますが、これも古い木製の円筒形の椅子を紹介するにとどまっておりました。

では、その後どうだったかと探しましたら、2013年11月13日に現状の椅子の話を書いておりました。(投稿したらすぐ忘れちゃうんで。。。)
あれから1年後、画期的な出来事があったんですね。


壊れた古いパールの椅子をダメもとで修理に出したら、何と無償で直してくれて、しかもシンバルスタンドのパイプが流用できるので、いくらでも高いセットが可能ということが分かりました。
そんなわけで、それからはこの椅子一本なのであります。
いくらでも自由に高くできて、しかも軽くて安定しています。
グラつき一切なし。
今のところ完璧な一台です。
現在の高さは、ザ・スターキー仕様では67センチ。
ソウルフィンガーでも58センチと、高めのセッティング。
一度高いのに慣れると、低いのも大丈夫なんですが窮屈でどうもいけません。
タムの高さに苦労したりということがバカバカしくなります。

まあ、現在の状況はこんなところであります。
自分の場合は、かなり遠回りをして、非現行の忘れ去られる運命のドラム椅子に再び出会い、それがメインになっているという変なパターンでした。
ちゃんちゃん。

やっぱしおもんないかあ。。。
コメント (2)
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ドラム椅子研究の続き

2012年12月13日 | 機材
12月13日(木)
今夜はTHE STARKEYのリハ。
週末ライブですからね。
この選挙戦まっ最中に。
ってバンド的には関係ないけど、メンバー的には関係ある人もいたりするんだよ。
お仕事上ね。
それはともかく、豊川市にある某スタジオまで行ってきました。
某って別に秘密の場所ではないんだけど。
そこには、何と古~いドラム椅子が置いてあるんです。
ドラムセットと一緒に置いてあるのではなく、片隅にひっそりと。
ちょっとひびが入ったりして、もう実用的じゃないから。
まあ普通に椅子として。
でも、高さがけっこうあって座りにくそうだし。
オブジェ的な?
いやあ、まあ、くたびれて、おジャマ的な。。。
あ、そうか物置的に。
中に収納できるんだ。

折れたスティックとか。
ゴミ箱かい。。。
いや、そうじゃなくて。

古い国産のドラム椅子みたいですね。
例えば、グレイシーとかの、昭和30年代、戦後の国産ドラム創生期に出回ったやつなんじゃないのかなって気がします。
出回るっていっても、当時は我が国はまだ貧しかったからドラムなんて贅沢品は庶民が欲しがるものではなかったと思うし、欲しくても高くてそうそう手に入れることはできなかったと思います。
しかも、そう言っちゃなんだけど、戦後の何もない時代だから、品質も良くないと思われます。
木材のベニヤ、そんな匂いがします。
これはきっと接着剤の匂いでしょうか。
昔のベニヤ独特の匂いです。
でも、職人の手づくり感がいいです。

てなワケで、ドラマーなら気になる存在ではあります。
高さがどのくらいか調べてみました。
きっちり55センチありました。
今の流行りの高さから言うとちょっと高めですが、リンゴさんの椅子の高さなどから比べると割と低い気がします。
そうかあ、昔のニッポン人の体型にはこれがちょうどいいというか、限度の高さだったのかもね。
ある意味、55センチというのがドラム椅子のキーポイントかもしれませんぜ。
とか言って「そんなもん好みだわ」ってことですわ。
ところで、その時の練習で、備品のドラム椅子の高さを限界まで高くして後で測ったら、63センチ。
リンゴさんのあの感じに近づいた気がしました。
オレの身長が171センチなので、リンゴさんの高さに届くためには身長も考えなきゃね。
いろいろ、勉強になります。
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