駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

WATTSで忘年会

2007年12月29日 | 駄日記
12月29日(土)
毎週土曜日の夜は、ドラム教室のために飲みに出かけることはできないんだけど、この日は年末の休みに入って久しぶりのフリーな土曜日。
夕方からはミチヤス氏に忘年会に誘われてワクワク気分で三ケ日へ。
WATTSでは鍋を囲んでのアットホームな忘年会になりましたが、いやあ落ち着くなあ。
でも、落ち着いてばかりいられないのがWATTSならではでありまして、気付くとギターアンプにドラムセットを組み立て、さあいつでも演奏できますよモードに。
ビールやワインをいただきほろ酔い気分でしたが、ミチヤスやイ○チン君の演奏に加わりとちょっとだけドラム叩いちゃいました。
まあ、オレもいい年こいていつまでもドラムバカなんで、ついつい反応しちゃうんだよねえ。

そういえば、店内のでかいスクリーンに流れていたのがエリック・クラプトンの2001年日本公演のライブだった。このライブアルバムは持っているので内容はよく知っているけど、映像で見るのは初めてだった。
クラプトンを正面から捉えた映像には、バックでドラムを叩くスティーブ・ガッドが渋い。しかし、ギター・ボーカルとドラムの世界でそれぞれ神格化された大御所の揃い踏み映像はすごい。
30年ぐらい前に「STUFF」のライブアルバムで衝撃を受けたガッド先生の超絶テクニックは、今ではすっかり標準化された感がありますが、およそ30年を経て渋く枯れたガッド先生の演奏は、ジャズでもフュージョンでもなく更に進化したロックドラマーの姿でした。
カッチョイイ!オレもあんなふうに年取りたいなあ~。

実はその昼間、ディープ・パープル74年のカリフォルニア・ライブのDVDを見ていたのでした。若きイアン・ペイスの力みなぎるプレイを、今更ながら感動して見ていた。あの美しいスネアロールと、大型のラディックのドラムキットの重低音が凄い。それにしてもものすごいパワーである。
一日で、両者の際立ったドラムプレイを映像で見て、いろいろな意味で勉強になりました。
実にいい忘年会でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

POWDER IN MERRY YOU 今年最後のライブ

2007年12月29日 | ライブレポ
12月28日(金)
会社でも仕事納めの一日でしたが、POWDERとしてもいよいよ今年最後のライブとなりました。
仕事を定時に終了して「良いお年を!」を連発していそいそと帰宅。
急いで準備をして、近所に住むアキラ氏と待ち合わせして一路浜松へ。
今回は、スペシャルな企画としてアキラ&POWDERで1ステージ行うため、いつもより多い4ステージの予定なので、オレ達二人とも気合も入りまくりでした。
本当は、めっちゃ美人のスペシャルゲストも予定していましたが、事情によりアキラ氏のみの参戦になりました。「ん~、ザンネン!」
雨が降り出しそうな空で、風も強くなってきましたが、夜の浜松市街はすごい人でいっぱいで、いつもの駐車場が満車でした。年末の忘年会に集まっているのでしょうか。でもクルマで?・・・なら当然帰りは代行だよね。
まあ運よく隣のパーキングに停めることができましたが、昔はいつもこうだったなあなんて、景気のよかった古き良き時代を思い出しました。
ライブのたびに駐車場を探してグルグルしつつ、開始時間に間に合うかハラハラしたもんです。

さて、POWDERでのメリーユーの定期活動はこれが最後となり、しばらく休止するため、メンバーもやる気満々ですし、アキラ氏(以下氏省略)も参戦してくれて実に華々しいラストステージとなったというわけです。
まずありがたいのは、POWDERの休止発表後すごい反響をいただいていまして、常連のお客さんが大勢駆けつけてくれたことです。すごく懐かしい方もいらっしゃって嬉しいこと。「覚えてる?」なんて聞かれて、忘れるわけないけど何となく照れてしまうほどでした。

“アキラ オン ステージ”は3ステージ目に行いました。
以前、ジュンジがインフルエンザでダウンした際に、ヘルプとしてPOWDERでのステージを勤めてくれたことのあるアキラですが、今回のようにアキラ一人で1ステージをまるごと敢行するのは初の試みです。
事前に打ち合わせも練習もしていないので、出来る曲の範囲でという条件下にもかかわらず、まるで「オレのバンドだ」と言わんばかりのノリでPOWDERをリードしてくれたのはさすがです。
いつもと違うボーカリストが引っ張る際、キメやエンディングなどは普通はドキドキハラハラしてしまうものなんだけど、それが違和感が全くなくて、めちゃくちゃ楽しませてもらいました。
途中、バースデーのお祝いもあったり、曲順をそれとなく変更したりと、スリリングな場面もありましたが、やたら盛り上がって興奮状態で演奏していたメンバーもいましたっけ。


そして第4ステージは、いよいよ最後のステージということですが、時間も11時半を回り、お客さんは残っていないんじゃないかななんて心配していましたが、それも杞憂でした。
POWDERを愛してくださるお客さんたちは、“まだまだ聞き足らんぞ”オーラをまき散らしてオレ達を待っていてくださった。明日から年末休暇というかたも多いのでしょうけどね。
オレ達の4ステージ目も、普段どおりの飾らない、目いっぱい一所懸命の演奏をしただけのことでしたが、何とも充実した時間でした。
アンコールも当然いただきまして、最後の曲はリクエストでと決めていましたが、結局いつもと同じようにロッキンロールでパキッと決めて、メリーユー最後の演奏を終了しました。

全面アップのターサンのシブイ横顔。しょっぱなからハイテンションだったジュンジ。そしてゆーこの衣装は純白のドレス。いつもに増してかわゆいじゃあ~りませんか。

POWDERにおいてはメリーユーと銀座ライオンを毎月定期演奏してきて、もう何年経つのか思い出せないくらいなんですが、このハコは馴染みも深く愛着があります。
お店のドラムセットも店主タクちゃんの愛器だけに、初めのうちは人見知りするような気がしていましたが、今ではすっかり馴染んでライブのたびに「久しぶり~」みたいな気持ちになってます。だんだんと親しんでくると楽器や機材に対しても擬人化してくるんですよね。
そんなドラムともしばしお別れです。元気でね。ありがとうね。

今回のスネアは久々の登場ラディックの5半。
大音量にも負けないサウンドということで、今日はこれをチョイスしまして大正解。
お客で来ていた旧友からもスネアの音を褒められちゃった。よかった。
とにかく疲れたけれども、最高に充実したライブができて、なんちゅうシアワセ!

最後にお客さまに感謝します。
今年も1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
POWDER休止後もメンバーそれぞれ音楽は続けていますからね~!
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする