駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

クリスマスソング

2007年12月13日 | バンド
12月13日(木)
今日は仕事が忙しくて、POWDERの練習日だっていうのに定時で帰られなくて参っちゃった。
昨日の仕事が全部空まわりで、やるべきことがいっぱいあってもお客さんとか段取り先に連絡がつかなくて、結局仕事を片付けようもなく、定時で帰ったツケが今日回ってきたんだな。
今日に限って電話をすればやたら相手は出るし、やたらとご指名で電話はかかってくるわで、夕方になってもちっとも書類は片付かなかった。
でもこういう忙しいの、わりと好きです。
忙しくて時間に追われて、いかに早く片付けるかっていうやり繰りって好きだな。
オレ、今日みたい忙しい時はめちゃくちゃ頑張っちゃう。
だけど、決まってこういう日がバンドの練習とかライブとか、何かある日じゃん。
昨日なんて、何も予定のない日だったから、いつもより早く家に帰っても誰もおらず、風呂の仕度とかして時間をつぶしてたりして。

そんな時、風呂の掃除とかをしながらつい口ずさんでしまうのがなんとクリスマスソングだった。
この時期だから、ってタイムリーっちゃあそうなんだけど、決して好きなワケでもなくPOWDERでちょっとコピーをしまして、そのCDを聞き込んでいたので、俗に言う「耳についている」状態なんだな。こういうの、よくあります。全然考えてもいない時につい口ずさんでいたりして、「あ、課題曲だ」みたいなの。

ところでクリスマスなんて、ニッポン人で好きな大人います?
クリスマスパーティでお酒を飲むのが好きな人はいると思いますが、クリスマスを本当に待ち望む大人っています?
「そんなやつおらんやろ~!」って感じなんだけど、イベントとしてのクリスマスなんて、絶対つまらんと思う。
恋人同士でイチャイチャするとか、自分の家をきらきらとイルミネーションで飾って楽しむとか、クリスマスセールで買い物を楽しむとか、何かの意味を見出すことができればいいんだけど、大人はガキ共にに高いおもちゃをねだられたあげく、なぜかケーキを買わされて嫌々食うとか、ケーキが嫌いなオレからしたら何の意味もない気がするんですよ。
子供たちはお誕生日会のケーキと混同して「ローソク立ててフ~ッ!ってやらないの?」なんて聞いてくるじゃん。
「誰のお誕生日?」
「お誕生日じゃないよ」
「じゃなんでケーキ食べるの?」
「お誕生日会じゃないけどお祝いだから。あ、そういえばサンタさんの誕生日だっけ?あ、違うかキリストさんのお誕生日だっけ」
「キリストさんって誰?」
「よく知らないけどえらい人」
「ハッピバースデーツーユー♪って歌わないの?」
「歌わない」
「なんで?」
「歌うと変だもん」
「なんで?」
「クリスマスにはハッピーバースデーは歌わないの!」
「なんで?」
「ちがう歌を歌うじゃん」
「どんなうた?」
「ジングルベールジングルベ~ル鈴がなる~♪とかね」
「へ~。まだあるの?」
「き~よ~し~このよる~♪とかあるけどよく知らない。つまらないし」
「なんでつまらないの?」
「クリスマスの歌なんて、この時期しか歌わないからよく知らないしつまらないじゃん」
「つまんないのにお祝いしてるの?」
「うるさい!早く食べてさっさと寝ろ!早く寝ないとサンタさん来ないぞ!」
・・・くだらん。

クリスマスにさんざん金使わされた挙句、もう何日かしたら正月になります。すると、大人はまたお年玉で親戚や自分のガキ相手に何万円も奪われことになるんだからさ。

「クリスチャンでもないし」っていう人多いですが、オレ、かつてはバリバリのクリスチャンでしたけどクリスマスなんて何にも好きじゃなかった。
クリスマスって、イベント的に考えられてますが、そんなのは準備する側になったら面倒で辛くて苦しいことばかり。
だからクリスチャンの中では、クリスマスは教会の行事に忙しいばかりで毎年「クルシミマス」なんだ。
だけど、クリスマスをイベントじゃなくって、精神的に落ち着いたところで聖書に書いてあるとおりに生と死と人間の尊厳について考えると、クリスマスの意味って実はありがたいものなんだなって思えたな。
クリスマスソングも、ただ季節の風物詩で歌われるものは意味はあんまりないですね。
でも、POWDERでカバーしている「エルヴィスのウインターワンダーランド」はかっちょいいなあ。
エルヴィスももともとはバリバリのクリスチャンだったわけだしね。

さて、さんざんクリスマスをコケおろしておいて何だけど、25日にPOWDERでお呼ばれしているクリスマスパーティには、バンドとして思いっきり楽しみつつ、皆さんを楽しませたいと思っています!
その前の23日にもバークレイのライブがあるしね。演奏するのが楽しみだな。
これはこれそれはそれって感じで、ライブとなりゃメチャクチャ張り切るバンドマンなのだ。
コメント
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