駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

タンキリアメ

2008年02月08日 | 駄日記
2月8日(金)
1月の中旬にひどい風邪を引いて、咳が止まらず苦しめられた。
咳をして血痰を吐くほどで、ノドが完全にやられた。
それ以来風邪が治ったにもかかわらずノドの具合が良くない。
常にノドに痛みと痰のからみがあって、普段は異常がなくても例えば仕事でお客さんと電話で話をすると、思わずむせこんで話がスムーズにできない。
そんなわけで仕事にも支障が出ているというわけである。

先日、TVを見ていたら最近の傾向として、幼児期の喘息に代わって中年から老年期の喘息が非常に増えているという。
それは、タバコを吸った経験がある人或いは家族がタバコを吸っている人、またはハウスダストや各アレルギーなどでノドや鼻の粘膜が弱っている人が、風邪などでノドを痛めてから喘息に移行するケースが非常に増加しているらしいのだ。
これは他人事ではない。
症状を確認したら、自分も全て当てはまってしまった。
「オレ、ゼンソク?」
こんなんじゃ、リードヴォーカルを取れないじゃん!
なんて、冗談にしてもシャレにならん。

ということで、今日は休みだったので耳鼻咽喉科に行ってノドを診てもらう事にした。
午前中に仕事場のすぐ近くのお気に入りの病院に行ったんだけど、今日の混みようは尋常ではなく患者で満員だった。
今までこんなことはなかったのだが、妙にご老人と幼児を連れた母親の数が多くて、ごった返していた。
待合室の座席に座れず、フロアに立ったまま待っている人、一旦外のクルマの中で待っていて何分か後に様子を見に来る人、冷たい床に座り込んで子供に絵本を読んでいる母子連れなど、それだけで体調が悪くなる気がした。
しかし、診てもらわないと今日の休日の意味がないと思い、我慢して1時間ほど待って診察してもらった。
結局、医師からは喘息という言葉は出なかったが、なぜか鼻の洗浄を念入りにしてもらい、ノドの炎症を抑える薬やら何やらの薬をたっぷりともらって帰った。
医療費は3,500円強だったが、これで良くなる事が出来るなら安いものだ。
この、病気になると金額じゃないよ、例え何万円であろうと金に糸目をつけないよ、というわらをもすがる気持ちというのは大きな問題だと思うのだけどそれはそうとして、今回は6種類の薬を1週間分もらい、必ず毎日飲み続けて早く治療したいと思った。
まあ、その点はどんな病人でもみんな同じだ。

さて、治療を終えて薬を処方してもらって、清算をして帰ろうとすると、受付の事務員が
「鬼祭りのタンキリアメをお配りしていますのでどうぞ」と言って、豊橋の名物奇祭、鬼祭りで配るタンキリアメの小袋をくれた。
「そうかあ、今週末は鬼祭りだった」と思い、毎年の鬼の行進で道路が真っ白になる風景を思い出した。
小麦粉だったかの粉をまぶしたタンキリアメは、これを食べると風邪を引かないご利益があるといわれている。
しかし、今の自分としてはタンキリアメをもらうのはありがたいが、とりあえずは嫌な咳の原因である「痰を切るアメ」が欲しいと思うのであった。
なんだかなあ。イマイチだなあ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする