駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

訃報・CREATIONのマサユキさん

2017年07月05日 | 駄日記
7月5日(水)
昨夜、寝る前にネットニュースを見て絶句。
クリエイションのドラマー樋口晶之さんが亡くなられたという。
信じられずに読み直しましたが、間違いではなかった。
また一人、オレのアイドル・ドラマーが旅立ってしまった。
信じられないのはファンの皆さんも同じだと思う。だって、つい先日まで元気にプレイされていたのだから。

これは今年の5月に竹田和夫さんのジャパンツアーのウチアゲでプレイしたばかりの画像。(竹田和夫さんのブログより)

高校生の時、初めてアルバム「CREATION」(小便小僧)のB面1曲目「タバコロード」のツーバスプレイを聴き、興奮して眠れなくなったことは忘れない。

何回も何回も、擦り切れるほど繰り返して聞いたレコード。
当時R&R(CAROL)一辺倒だった自分が、ブルース・ロックというジャンルに初めて飛び込んだ瞬間でもありました。
それ以来、クリエションのアルバムは新作が出るたびに飛びついて買った。
とてもレベルが高くて大好きな一枚はこれだ。

「フェリックス・パパラルディ&クリエイション」
世界に向けて発信した秀逸なアルバムだ。

なぜなのか、死因は分かりませんが、ひたすら悲しい。
今にすれば、年はオレとそんなに変わらないんです。初めて聴いた17歳の頃は、マサユキさんは21~22歳ぐらいの若者でした。
当時は3~4歳の差はとてつもなく大人に思えるのに、アラカンともなるとごく身近に感じるのです。50歳を超えると年齢差なんて気にならなくなるものなんです。

当時の名古屋市公会堂でのCREATIONライブには、オレも友人たちとぞろぞろと観に行きました。
名古屋出身のマサユキさんは、青いドラゴンズキャップを被ってプレイ。ドラゴンズが好きだったんですよね。
バカな小僧だったオレたちも、名古屋だからとドラゴンズの帽子をかぶってライブを観ました。(オレもドラキチだった)
マサユキさんのツーバスは本当にカッコよく、心底痺れました。
その後、メジャーでプレイしたマサユキさんさんは、宇崎竜童さんと竜童組などで活躍。TVでの露出も多くなりましたね。
しかし、あの重たくてエッジの効いたドラミングは相変わらずでした。

大好きなマサユキさんのドラミング。寂しいです。
ご冥福をお祈りします。
コメント (2)
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