駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

改めて 大橋純子と美乃家セントラルステイション「RAINBOW」を聴く

2023年11月13日 | オールドミュージック

11月13日(月)本日のJOG&Walking=お休み
今朝も仕事は休みでのんびりする。珍しく連休だった。寒くなって、東北ではいきなり雪景色になってしまって、紅葉の山が真っ白に消えてしまったそうだ。

大橋純子さんが亡くなったというニュースに驚く。73歳だったそうです。今年の日記の4月30日に、ブックオフで大橋純子と美乃家セントラルステイションのアルバム「RAINBOW」を見つけて買ってきたと喜んで書いています。それを久しぶりに聴いて作品の素晴らしさを再発見して、1970年代の昭和日本ロックを改めて聴き直しだしたという経緯があるので、ひとしお寂しくなるのでした。

アルバム「RAINBOW」は1977年発表なのでオレは20歳だった。名古屋の寮に住んでいた頃、大橋純子さんの大ヒット曲「シンプル・ラブ」を聴いて、すごい歌唱力にシビレてレコード店へLP盤を買いに行った。オレはごくたまにしか行ったことはないけれど、当時まだ流行っていたディスコでも「シンプル・ラブ」はかかっていて、この曲がかかるとテンションが上がって酔っ払って迷惑をかけてしまった覚えがある。。。
当時はあまりTVへの露出度は高くなかった大橋純子さんは、オレの中ではパワーボイスとハイトーンのロックシンガーだった。その後、「たそがれマイ・ラブ」「シルエット・ロマンス」などバラードが大ヒットして、TVでも引っ張りだこの人気だったが、オレの好きなロックシンガーという感じではなかった。いつしかオレは追いかけなくなってしまっていた。
このアルバムでは、「フィール・ソー・バッド」、「ナチュラル・フーズ」などの大橋さんの若々しく突き抜ける歌声に圧倒された。今改めて聴いてもすごい歌唱力だ。大橋さんは華奢でか細い小さな身体なのに、どこからあのパワーが出るのかと、当時から言われていたことを思い出す。美乃家セントラルステイションの演奏も上手くて、実にレベルの高いアルバムだと思う。日本のロックは凄い。

もうあの歌声を聴くことができないかと思うと、寂しく悲しいとしか言いようがない。稀有なロックシンガーを失った。ご冥福を祈ります。ありがとう大橋純子さん。

大橋純子と美乃家セントラルステイション シンプル・ラブ JUNKO OHASHI/SIMPLE LOVE

コメント
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