ザ・カセットテープ・ミュージックでマイ・シャローナと和田静夫さんネタ

11月7日(土)　本日のJOG=45分
昨日に続いて、TVウォッチングであります。そしてDTBWBの和田静夫さんネタ。
毎週日曜日にBS12で放送されている音楽番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」であります。
この番組は、マキタスポーツとスージー鈴木が、カセットテープ中心の時代に流行った音楽を、洋楽邦楽問わずにこねくり回して楽しむという番組ですが、自分は存在を知らなかった。
しかし、ザ・ビートルズもやたら取り上げるとバンドメンバーに教えてもらって見るようになった。

9月中旬に放送された回では、ビートルズではなく、「これ聴くとギターとか弾きたくなっちゃうよね２」というテーマで、超ヒットソングのメジャーなイントロや、絶賛のギターソロ、めっちゃキャッチ―なリフなどを紹介するというもの。
今回スージー鈴木はThe Knackの「マイ・シャローナ」のギターソロを紹介し、あの長いギターソロに合わせてエアギターを披露。
確かにあのギターソロは超かっちょいい。当時、あのギターソロを「大したテクニックではない」とか「ヘタウマギター」と言った評論家がいたけど、オレは大好きなソロだったからバカ言ってんじゃないよと思ったもんだ。



そしてマキタスポーツは、太陽にほえろのテーマや松田聖子、中森明菜のロックぽい曲の超かっちょいいギターにスポットを当てて紹介して、出演者全員でエアバンド状態。
それらの中で、ダウンタウンブギウギバンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を取り上げて、イントロにギターリフに合わせてアシスタントの外岡えりかにアドリブでセリフを語らせるグダグダもあり、笑いを取る。
しかし、リフだけではなく、当時22歳ぐらいだった天才ギタリスト和田静夫さんのギターソロを絶賛。
曰く「この曲は和田さんのギター曲だ」とのこと。まさに、とオレも納得。
間奏のギターとエンディングに至る転調を幾度と重ねたソロは、まさに絶品。何度聞いても、いまだに鳥肌物なのです。
実は、和田さんから直接お聞きした話なんだけど、当時はギター青年らしくジェフベックにハマってコピーしていたそうで、当時録音した「網走番外地」という曲のイントロにまるっとフレーズをパクっていたそうです。それじゃあ販売できないなと思っていたら、案の定お蔵入りになったそうです。(笑)
ですが、2003年に発表された「ヴィンテージ・ベスト」というベストアルバムに、初めて収録されて、しかも「ちゅうちゅうタコかいな」という歌詞がヤバくて発禁対象曲となった曲も合わせて収録されました。
オレはたまたまこのアルバムを持っていてこの2曲を聞いたことを話すと、和田さんは「もう時効だよね～」なんて言って笑っていました。

ドかっちょいい「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ライブバージョンをどうぞ。