日本経営士会発行の「CSR環境ニュース」で配信した記事の一部です。
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今回は「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」には地方創生のシナリオを作成しますが、事前に知っておきたい事柄について発信します
6.SDGsのローカライズ
SDGsは基本的に国レベルを単位としてグローバルスケールの課題解決の枠組みとし
て企画、提案されたものです。
SDGsを自治体レベルの課題解決に活用する場合そのまま利用しにくい状況が発生し
ます。そのためSDGsの枠組みを地域レベルの課題解決に適用するための翻訳が必要
となります。これをローカライズ作業といいます。
7.SDGsの17のゴールを経済・社会・環境による整理
SDGsの17のゴール類はそれ自体でシナリオを持たない。このことがSDGsの理解
を難しくしているといわれています。
この17のゴール幾つかを採用しますが、経済・社会・環境による整理をした方が
漏れがなくなるし、検討しやすくなります。
環境側面:
ゴール13 気候変動に具体的対策を
ゴール14 海の豊かさを守ろう
ゴール 15 陸の豊かさを守ろう
社会側面:
ゴール1 貧困を無くそう
ゴール2 飢餓をゼロに
ゴール3 すべての人に健康と福祉を
ゴール4 質の高い教育をみんなに
ゴール5 ジェンダー平等をみんなに
ゴール7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
ゴール11 住み続けられるまちづくりを
ゴール16 平和と公正をすべての人に
経済側面:
ゴール8 働き甲斐も経済成長も
ゴール9 産業と技術革新をみんなに
ゴール10 人や国の不平等を無くそう
ゴール12 作る責任 使う責任
ゴールを達成するために連携:
ゴール17 パートナーシップで目標を達成しよう
8.垂直的連携と水平的連携
垂直的連携:
地球環境時代の行動規範、倫理規範として企画されたSDGsはグローバルレベル
国レベルの行政に関わることが多い。自治体レベルで政策を立案するときは課題
発掘のヒントを与える事項が多く含まれる。
その意味で垂直的連携と呼ばれる。
水平的連携:
これから自治体がSDGsに取り組む場合、「地方創生SDGs官民連携プラット
フォーム」等で成功事例、失敗事例が会員向けに多くだされデータベースが蓄積
されます。
その場合自治体同志、企業関係とも連携が想定されます。
このことを水平的連携といいます。
次回も今回に続き「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」には地方創生のシナリオを作成しますが、事前に知っておきたい事柄について発信します
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