『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

”お別れ”社会見学

2014年03月13日 | 日記
市の中心部からずいぶん離れている当保育園
中央アルプスのふもとにあるこの地区は
町の中心部から、車でおよそ15分。
移動手段は自家用車。

そんな田舎の子どもたちに、
見せてあげたいもの、体験させたいことがあって
”お別れ”社会見学を実施した。
対象は、もうすぐ卒園する年長さん。

まず、バスで町の中のR保育園まで送ってもらう。
この保育園のリズム室は、線路のすぐ横にあって
電車が通るのが見える。

電車が横切るたびに「わあー!!」と
大喜びする子どもたち。
R保育園の年長さんたちとゲームなどをし
ひとしきり遊んだあと
今度は近くの伊那北駅に移動。

駅のホームで待つこと約5分。
今度は電車に乗車。
伊那北駅から伊那市駅まで、たったの3分間の電車の旅。
でも、みんな大喜び。
はじめて電車に乗った、という子も多い。

伊那市駅から伊那市立図書館へ。
大きな図書館の1階は、児童図書のコーナー。
子どもたちの大好きな絵本、
珍しい絵本、興味を引きそうな絵本、
いっぱい、いっぱいある。

図書館の司書の方に絵本の読み聞かせをしていただく。
保育園にはない絵本だったので、子どもたちも
興味深げに、そしてうれしそうにお話を聞く。
手遊びも交えて、楽しいひと時。

近くに図書館がないため、
ここも、はじめて訪れた子どもが多い。

「街中の知らない保育園のはじめて出会う
 でも、もうすぐ一年生の同い年のお友だちとの出会い」
「たった3分だったけど、電車の旅」
「大きな図書館での、たくさんの絵本たちとの出会い」

どれもこれも、子どもたちが
目をきらきらさせ、食らい付くように
見たり、接したりしている姿を見て
ああ、立派な一年生になれるなあ・・・・
と感じた、半日でした。

コメント (2)
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