『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

紅葉狩り・・・開田高原~野麦街道(1)

2014年10月20日 | 旅行
10月19日、日曜日
主人が紅葉を見に連れて行ってくれました。

母のことがあって、
なかなか泊まりの留守ができなくなっていましたが
長姉が泊まりに来てくれることになって
久しぶりにのんびりと旅をしました。

紅葉が綺麗な木曽(飛騨)街道へ・・・・・
途中で「唐沢の滝」に寄りました。


父が亡くなって
元気のなかった母を連れてきたことがありましたが
あの時は春でした。


途中、まだ噴煙を上げる御嶽山を見ました。


風もなく、噴煙はまっすぐ上がっていました。
穏やかな日でしたが、
頂上付近はもう零下で凍てついているのですね。
そういえば、今年度の捜索は打ち切った、とのことでしたね。

  ~木曽のなあ~なかのりさん
  木曽の御嶽山は、ナンチャラホイ
  夏でもさむ~い よいよいよい
  ~よいよいよいのよいよいよい~ 

  ~あわしょ(袷を)な~ なかのりさん~
  あ~わしょ やりたや ナンチャラホイ
  たびょ(足袋を)~ 添えて よいよいよい
  ~よいよいよいのよいよいよい       『木曽節』


頂上は零下、と聞いて
『木曽節』を思い出しました。
御嶽山は夏でも寒い、のだと・・・・
山はもう冬が来ているのだと思い知らされました。


けれど里は、
この日は穏やかでとても良い天気、
素晴らしい青空!
多くの方が亡くなられた今回の御嶽山の噴火、
山々の紅葉と青い空とのコントラストの美しさは
なんだか、悲しくなるくらいでした。




途中から野麦街道へ・・・・
乗鞍岳が見えてきました。


そこで振り向くと
後方には、御嶽山は見えず、噴煙だけが見えていました。


長野県の県歌『信濃の国』の2番にこんな歌詞があります。

♪四方に聳ゆる山々は
 御獄、乗鞍、駒ケ岳
 浅間はことに活火山
 いずれも国の鎮めなり

 流れ澱まずゆく水は
 北に犀川千曲川
 南に木曽川天竜川
 これまた国の固めなり♪

この歌詞にはこんなふうに、
長野県下の主要な山や川が歌われていますが、
活火山は浅間山だけでした。
この歌詞ができたのは1900年、
それまでの御嶽山は噴火したことがなかったのでしょう。





野麦峠では
楓やクヌギ、白樺などが紅葉し、山全体を彩っていました。



  <続きはまた・・・>
コメント (4)
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