62回目のHAPPY BIRTHDAY

成人の日が１月１５日で祝日だったころは
小正月も
ちゃんと覚えていて
小正月のお年取りだって
ちゃんとやっていたのに
日曜日にくっつけた
片づけ仕事のような成人の日は
本当にしっくりきません。


そのためか、
「成人の日の次の日が私の誕生日」
と、覚えていたので
ここ数年は
自分の誕生日なんか
ついぞ、忘れてしまっています。


でも今年は
お嫁さんがちゃんと覚えていてくれました。



「じーじとばあばへ」



主人の誕生日は明日なのです。

２人で次第に高齢者に突入していきます。

『冬が来た』

『冬が来た』　　高村　光太郎

きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒（ほうき）になった
　
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
　
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
　
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た


先日からの寒さは
光太郎の詩を思い出させる。

こういう寒さが
やっぱり、本当の「冬」なんだなあ・・・・・


嫌いじゃないですよ。
「刃物のような冬」