『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

「平成」から「令和」へ

2019年05月01日 | 雑感
「昭和」から「平成」に変わったときは、

それほど感じなかった「元号」。

年を取ったせいか、

今、元号の変わり目にあたり、ニュースも見ながら

「なかなかいいじゃん、日本!」

と思ったりしています。



菩提寺の先代住職は、

住職でありながら(と言ういい方は、まずいかな?)

「元号」に対してことのほか、抵抗感を持っていたようです。

それは、「天皇制」に対する、住職個人の感情でもあったように思います。

亡くなられた方の位牌に、

亡くなった年を西暦で書いている、

という話を聞いたとき、

父はやや苦々しい顔つきでおりました。




父の位牌には、

普通なら「平成二十一年」と書くところ、

「二千九年」とかかれていますが、

このことを亡くなった父はどう思っているでしょうか?



時代が、「平成」から「令和」になりました。

出典は万葉集からという話ですが

いづれにしても、その万葉集の引用も、

中国の文献から、という説もあるという話も聞きました。



古式ゆかしい退位の礼や

皇位継承の諸行事を見ていると

日本の文化は昔から、

中国や朝鮮半島からの影響を受けているのだなあ、と改めて思う、

改元の朝でありました。






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