『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

「保育園に落ち度はない」

2019年05月09日 | 雑感
昨日の大津市の事故には、やりきれない思いでいっぱいです。

園長先生のお気持ちはいかばかりだったでしょう。

「うそであってほしい!」

第1報を受けた時、きっとそう思ったと思います。



保護者の方々は、おそらく信じられない気持ちだったと思います。



『安全対策はどうなっていたか?』

記者会見の席で、そう問う記者がいました。

園長先生のお答えは、納得のできるものでした。

あれ以上、どうしろ、というのでしょうか?



グーグルマップのストリートビューに

同じ現場で、おそらくこの保育園の園児と思われる子どもたちが

保育士の引率の元、散歩している画面が映っています。

赤信号で待つ子どもたちは、通りから一番離れた奥で

先生たちに囲まれるように守られています。

数年前に写されたものでしょうが、

その時からずっと、この保育園は

こうして散歩の際の安全を確保をしていた、ということがわかります。

毎年「危機管理」「安全意識」が、

きちんと受け継がれ守られていることがわかります。



「園庭がない保育園」だから散歩に出るわけではないのです。

「園庭がある保育園」も、お散歩には出かけます。

こうした事故で、「散歩」が自粛されてしまったら

子どもたちは、どこで自然の風を受け自然の世界と遊びながら、

こころや体を成長させていけばいいのでしょうか?



お願いですから、車を運転する大人たち、

もう幼い子供たちの命を奪わないでください。

歩行者を見つけたら、速度を落としてください。

まして、それが子どもだったら、

不意な行動も見越して、徐行してください。

私自身も、肝に銘じて安全運転をしたいと思います。



亡くなられたわずか2歳の子どもさん、

本当に、今が一番かわいい盛りの子どもさんとご両親に、

心からお悔やみ申し上げます。

重体と発表されたお子さんや、けがを負われたお子さん、保育士の皆さんの

一日も早い回復をお祈り申し上げます。



コメント (2)
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