昨年初めて、ダリアの球根を植えてみました。
この球根は、通販で秋に届き、次の春植え用の球根でした。
冬を越すとき、寒さと乾燥に弱いから気を付けるようにとあったので、
(信州の冬は寒いので)
もみ殻と土を混ぜたものを発泡スチロールの箱に詰め、
その中に球根を埋め込みました。
箱には数か所穴をあけて呼吸ができるようにし、
しっかり蓋をして、蔵にしまっておいたのでした。
5月に植え付けたその球根は、しっかり育ちました。
ダリアって、結構背が高くなるし、
枝も四方八方へ伸びて、
一つ球根を植えたら、周り半径30センチくらいは、
枝が伸びると思って、考えて植えたほうがいいよなあ、と
反省したのでした。
昨秋、初めて球根を掘りました。
結構たくさんの量がありました。
発泡スチロールの箱に、昨年と同じようにして
蔵の中にしまいました。
そして、5月初旬に植え付けです。
ところが、今になっても1か所しか芽が出てきません。
心配になって掘ってみると、
球根がそっくり埋まっていますが、全く芽が出ていません。
早速ネットで調べてみましたら、
何ということでしょう!!
球根の分け方が、根本的に間違っていました。
球根を分けるときは、芽が出る茎の部分を残して分ける、
とのことでした。
一つの根っこに、4つ~6つの球根がついているのですが、
私は、芽が出る茎の部分を残さずに、
みんな、球根の(芋の部分)のみを切り離してしまって植えたのでした。
全く、自分にあきれてしまいました。
「知らない」ということは、
なんて恐ろしいことなんでしょう!!
幅約60センチ、長さ5~6メートルのダリア畑を用意して
花咲く時期を想像して喜び勇んで植え付けたのに、
全く力が抜けてしまいました。
まだ、これからでも間に合うかしら?、と思いながら
時季外れで半額になったダリアの球根をまた、
いつかのお店にネット注文したのでした。