『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

お日永(お淋見舞)

2014年09月28日 | 日記
大町に「お日永」に行ってきました。
もう、こういう風習は廃れつつあるようですが・・・・

お日永は初七日の法要、という人もいますが
私は、お日永とは、
「今まで一緒に暮らしていた人が亡くなって
 お寂しいでしょう?
 さぞかし、一日を長く感じられることでしょうね。
 お見舞い申し上げます。」
と、いうことなのだ、と教わりました。
お日永を「お淋見舞い」とも言います。
1週間ほどたったら、お見舞いに行く事になっています。

葬儀の席では、喪主となかなか話をする時間がなかったので
却って、こういう日を設けると
いろんな話をゆっくり聞いてあげることができて
いいものだなあ、と私は思っています。

お昼をはさんで
3時間も話し込んでしまいました。

長く続いていた姉の仕事が
ようやく終わりました。
しばらくして、気持ちが落ち着いたら
母を見舞うようにお願いしてきました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古い いいかた (屋根裏人のワイコマです)
2014-09-29 08:23:08
久しぶりに 懐かしい言葉を聞きました。
この辺りでは 初七日・・が一般的な言い回しで
お日永という言い方は、何十年も聞きませんでしたが
祖母たちが、つかっていた言葉だったと・・・
今は葬儀と一緒に済ませますが・・身内だけで
集まって・・四十九の相談をしますね。
このようなしきたりをご子息に・・そして次にも
それが、私たちの役目でしょうか・・お疲れ様
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初めて耳にする言葉 (chidori)
2014-09-29 16:14:42
何とも言えないいい響きですね。

今はみな遠くに離れて、葬儀の翌日に簡単に初7日を

済ませて帰りますが、本当は1週間ぐらい後の方が、お

世話された方も 少し落ち着かれるころですね。

先人たちは本当にためになることを残しているのですね。

お姉さまも本当に長い間で大変だったことでしょう。

これからはごじんぶんの時間をゆっくり・と、みなさんが

願っておいででしょう。

今、まさにhi-chan さんが、同じ道をですね。

輪廻?いつかわが子が・・。

なんだか複雑な思いがあります。

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大事にしたいこと、です。 (hi-chan)
2014-09-29 20:44:33
屋根裏人のワイコマさま
今は、何もかもが簡素化、簡略化、ですが、
昔の人が伝えてきたことには意味があり、道理にかなっている、と思うのです。
「無駄」と思うことも、大事に考えていきたい、と思います。
歳をとったせいでしょうか(笑)
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優しい気持ちになりたい・・・・ (hi-chan)
2014-09-29 20:53:21
chidori さま
コメント、ありがとうございます。
こちらでも、この「お日永」は、廃れつつあるのですが、私は頑なに守っていきたい、と思っているのです。(苦笑)
生まれた時と、命が終わったときは、とても神聖なもの、のような気がしています。
だから、それをやさしい気持ちで見守りたい、と思っています。
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