久しぶりに、主人がドライブに誘ってくれました。
自分たちの好みのドライブコースは、
民家が少なく、自然が多い高原や林道なのですが、
今回は目的地があったので、つまらなかったけれど(笑)
普通の道路を走りました。
目的地はあそこ!
小諸市にある、天台宗の名刹「釈尊寺」(行基創建)です。
あそこに見えるのは「観音堂」で、
そこに安置されているのが、
牛に化身して、強欲な婆様を長野の善光寺まで連れて行った、という布引観音様です。
車でお寺近くまで上がることはできますが、
まあ、対向車が来たら「アウト!」という、超危険な山道でした。
運転に自信のない方は、絶対やめたほうがいいと思いました。
(狭い山道でのバック。崖ぎりぎりに避けてのすれ違い。があるので。)
山の下の河原沿いに駐車場があり、
そこから山道を20分ほどかけてお詣りに登ってくるのが一般的のようです。
昨日は、ほとんどの方が、下から登っていらっしゃいました。
(昔はみんな、そうやってお詣りしたんだと思う。)
車で近くまで来る私たちは、罰当たり!!
この観音堂に行くまでには、岩を削って作った隧道もありました。
昔の人の技術や根気の良さに思いをはせていました。
隧道を出たところには、お地蔵さんが祀られていて、
その前を曲がっていくと、観音堂が見えてきます。
観音堂は、岩窟の中にあり、拝殿部分は朱塗りの懸崖造りの舞台です。
拝殿を支える8本の太い柱は、20.6メートルもあって、
天正20年(1592年)に造営された、のだそうです。
(一般社団法人 こもろ観光局 による)
恥ずかしながら、この年になるまで
県内にこんな素晴らしいお寺があるなんて、知りませんでした。
春に、長姉がお詣りしたときに教えてもらいました。
行くことが出来て、良かったです。
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