昨日の夕方、長野朝日放送で放映されていた番組
『信州のがん最前線』を偶然見た。
「『緩和ケア』の必要性と可能性を探る!」
との副題で
初期段階からがん治療と並行して緩和ケアを受けている女性、
さらに大腸がんの再発を繰り返し、
自宅での緩和ケアを選んだ男性が登場していた。
私たちと同じだなあ・・・。
登場する医師たち、看護師たちは
「患者が自分らしく過ごせるように」との思いから、
医学的なことだけでなく、さまざまな側面から
心と身体の苦痛を和らげようと対応していた。
今はそれを「緩和ケア」と呼ぶらしい。
本人も苦痛が緩和され、
看取る家族の気持ちもフォローしてくれる・・・・
5年前、父を家に引き取って、看取る覚悟をしたとき
看護師さんからこういわれた。
「いつも側にいようとしなくていいんですよ。
患者さんにとって大事なのは、
日々の生活がいつものように流れていくこと、
ご家族が出勤する『行ってきます』の声が聞こえたり
台所で、食事の用意をする気配が感じられたり
お洗濯物を干したり、
ご近所さんと話をしたりする姿が
ちらちらと見えたり・・・・
そういうことが大事なんだから・・・・・
だからね、
例え、最期の時に、
もし誰も側についていなかったとしても
そのことで、ご家族の間で責めたりしないでくださいね。」
幸い父は、母に看取られて亡くなったが、
父はきっと、幸せだったに違いない、と思う。
母の最期はどうだろうか・・・
と、時々考える。
母も、父と同じように
できれば、家で
家族に囲まれた最後を送れるようにしてあげたい。
『信州のがん最前線』を偶然見た。
「『緩和ケア』の必要性と可能性を探る!」
との副題で
初期段階からがん治療と並行して緩和ケアを受けている女性、
さらに大腸がんの再発を繰り返し、
自宅での緩和ケアを選んだ男性が登場していた。
私たちと同じだなあ・・・。
登場する医師たち、看護師たちは
「患者が自分らしく過ごせるように」との思いから、
医学的なことだけでなく、さまざまな側面から
心と身体の苦痛を和らげようと対応していた。
今はそれを「緩和ケア」と呼ぶらしい。
本人も苦痛が緩和され、
看取る家族の気持ちもフォローしてくれる・・・・
5年前、父を家に引き取って、看取る覚悟をしたとき
看護師さんからこういわれた。
「いつも側にいようとしなくていいんですよ。
患者さんにとって大事なのは、
日々の生活がいつものように流れていくこと、
ご家族が出勤する『行ってきます』の声が聞こえたり
台所で、食事の用意をする気配が感じられたり
お洗濯物を干したり、
ご近所さんと話をしたりする姿が
ちらちらと見えたり・・・・
そういうことが大事なんだから・・・・・
だからね、
例え、最期の時に、
もし誰も側についていなかったとしても
そのことで、ご家族の間で責めたりしないでくださいね。」
幸い父は、母に看取られて亡くなったが、
父はきっと、幸せだったに違いない、と思う。
母の最期はどうだろうか・・・
と、時々考える。
母も、父と同じように
できれば、家で
家族に囲まれた最後を送れるようにしてあげたい。