日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

親子の卒業

2018年03月05日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
息子がもうすぐ卒業します。

お世話になった「子どもを一番大切にする学校」で、最後の保護者会がありました。

(あ、でも、学校、保護者会、で流れるように自然にイメージした画像を一旦停止してください。いくぶん違う可能性も高いから。)

この学校はかなり変わった素敵な学校です。

「行かなくてもいい学校」

「お休みします、遅刻します、も連絡しなくていい学校」

「無理してないですか、もっとお休みしていいんですよ、と言う学校」

不登校を経験した子どもたちのために作られた学校。

3月の保護者会は、卒業していく子どもを持つ親が、一人ずつみんなの前でお話します。

多分それは卒業していく子を持つ親の小さな卒業式。
何故かと言えば入学して学んで成長するのは子どもだけではないからです。

不登校という壁にぶつかって、悩み苦しみここにたどり着いた仲間たちは、みんな悩みつつ考えます。

育つってどういうことだろう。

親として子どもにできることは何なんだろう。

生きるってことはどういうことなんだろう。

真剣に向き合った親は変わっていきます。

そして例え子どもは登校しなくても(登校しなくていいんですよ!)親が変わっていくと子どもが変わっていきます。

親が行かなくていいと本当に思うようになったら、そうしたらどういうわけか子どもが元気になって学校に行くようになったりして。

子どもが学校に行けたらいいですよね。
でもそれは子どもが元気に明るく行けるなら、です。
行く行かないではなくて、大切なのは中身です。
子どもの命がピカッと光っているかどうかです。

親と子と。

家族ごとお世話になりました。

たくさん学んで成長しました。

これからもずっと、学び、育っていきます。





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