Praha

日々、楽しんで...

神様のカルテ

2010-01-13 | 
夏川草介著。
第10回小学館文庫小説賞受賞。

去年の夏頃か秋頃、日曜日の本の紹介蘭で見付け、
図書館に予約。
随分時間がかかりましたが、やっと借りる事ができました。

確か、著者が夏目漱石が好きで、ペンネームも
そんな響きのものになったとか・・・
いつもなら、その記事を切っていたはずが、うっかり
切り忘れてしまった事、後悔です。

主人公は、信州の小さな病院に勤務する内科医栗原一止(いちと)。
医師不足のため、専門外の分野の診療、睡眠不足の毎日。

読み始めていきなり、実家の土地名。
そして、患者の名前が松本周辺の地域の名前。
深志神社と出てくるけれど、これは本当にある神社。
家の次男は、ここでお宮参りをしました。

そんな感じで始まり、親近感が沸き、とても柔らかい文章
と、主人公一止とその妻ハルのほんわりとする夫婦関係に
思わず温かい気持ちになりました。
何より、一止の患者に対する優しい気持ちに読んでいて
涙・涙・涙・・・







コメント (4)
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