Praha

日々、楽しんで...

風花

2010-04-02 | 
川上弘美著

風花とは、雪が地面に落ちず中空をただよっている様子。

主人公ののゆり、夫卓哉の浮気を知って揺れる心。
離婚したくないと思う気持ち。
そんな中で、今まで夫の事をよく知らなかった事に気付く。
のゆりの揺れる心がまるで風花の様。


川上弘美さんの本は、「センセイの鞄」から2冊目。
ゆっくりとした展開と表現が、離婚だ不倫だと書かれていても、
穏やかな気持ちで読めるのがいいな。
(ちょっと変な言い方だけど)
私の読書は、就寝前なので、あまり刺激があると寝付きが
悪くなってしまうから。



コメント (2)
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