Praha

日々、楽しんで...

藪医 ふらここ堂

2018-09-04 | 

朝井 まかて 著

「栄養と料理」という雑誌を借りた時、本の紹介欄にこの本がありました。
面白ろそうだったので、書き留めておき今回本棚に見つけました。

小児科医の父 天野三哲とその娘おゆんが神田三河町で長屋の人達と楽しく暮らしています。
"ふらここ"とは、三哲が作った遊具の名前。ブランコのような物かなと思って読んでいました。
山桃の枝に吊るされているふらここの様子が、9話ある中に近所の子供たちがら遊んだりと時々書かれています。
揺れる感じがフワッとした優しい気持ちになります。

藪医とありますが、薬をやみくもに出さない実はとても腕の良い小児科医だと思いました。
最後は、奥医師として西之丸御殿に召されます。

朝井まかての本、他も読んでみたいと思いました。

コメント
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