昨日に続きバイク整備です。年末の掃除もある程度終わったのでのんびりとやります。
朝の10時スタート!初めて行う作業だけに緊張します。おまけに4ストのエンジンをばらすのですから気合が入りますね。
車体をどんどんばらしていきます。羽をひきちぎられた鳥のようになっていきます。
洗いきれていなかった泥も見えてきます。
念入りに洗ったつもりでも泥がいたるところにこびり付いていますね。
エンジンヘッドをばらしていきます。ここまでは前回のシムの調整でばらしてますのでスムーズに作業が進みますが、毎度圧縮上死点を出すのが難しいです。
冷却水も交換です。この前換えたばかりなのにもったいないです。
今回一番苦労したのが、作業の主旨であるピストンの交換より、そのための準備かな。
その中でもこのキャブレターの取り外しが特に時間がかかったね。
一時間弱取られました。とにかく外すものが多くて大変。もっと簡単に取り外しできないものでしょうか?整備性の高いホンダでこれですから、他メーカーはどうなのでしょう?意外と作業性よかったりして?インジェクションになったら楽になるのかな?
取り外したキャブレターです。なんか深海生物のようにも見えます。
下準備に多くの時間を取られ、やっとことで本作業にとりかかります。
シリンダヘッド、シリンダを取り外します。
意外と簡単に外れます。ネジが強く締まっていますが、なめないように注意します。
カムチェーンが結構邪魔でこの作業も二人で行うのが楽かな?でもONI監督は家の掃除をしているので一人でなんとかやっていきます。
で、ピストンのお出ましです。
カーボンがたっぷりと付いています。この状態はどういった状態なのでしょうか?
良くわかりませんが、ガスが濃いいのか?薄いのか?
プラグが黒いときはガスが濃いわけですから、それと同じかな?
だれがアドバイスください! m(__)m
バルブにもびっしり付いています。(汗)
こんな状態でいいのかな?
ピストンの全体が見えます。ほんとに薄いピストンだね。
へんなきのこみたいです。色もちょうどいいしね・・・。
ピストンリングをクランクケース内に落とさないためにウエスを開口部に被います。
アルミフレームやラジエターなど、いろんなものがエンジンの周りにあって、とにかく作業スペースが狭くてやりにくいです。
新品のピストンと比較です。
比較すると焼け具合が良くわかります。3年間の蓄積です。
サンデーライダーでのピストン交換ってどの位のペースで行うのでしょうか?
ピストンにリングを取り付けコンロッドに取り付けます。
ここにピストンピンリングを付けるのが、また大変です。
とにかくリングが硬いし、作業スペースは狭いし、小さい部品のクセになかなかはまらなくて腹がたってきます。
この時点ですでに時間は4時を過ぎています。試運転を考えると5時までに作業を終えなくてはエンジンをかけることはできません。近所迷惑になってしまいます。
残る作業はシリンダヘッドの取り付け、冷却水の補充、キャブレターの取り付けなど・・・めちゃくちゃ残っています。
トイレ休憩も我慢して仕上げます。
取り外すときにも邪魔だったカムチェーンですが、取り付けの時にも邪魔します。
すべてが完了したのは5時をちょっとまわったところ。
取り外したネジもすべてなくなりましたので、付け忘れはなさそうです。(当たり前ですね)
外は少し暗くなっています。近所迷惑とは思いますが試運転は必要です。
さて、エンジンの点火です。うまくエンジンがかかるか緊張します。
ここで変な音やエンジンがかからなかったら・・・やり直しですむことなのか?それともケインズに入院なのか?
緊張します。
キックします。なんと2回目でエンジンが始動!!!!!
でも、時間も時間なので近所迷惑を考え3秒ぐらいでエンジンをストップします。
念のため、もう一度エンジン始動!かかります。でも3秒くらいでストップさせます。
アイドリングでは、問題なさそうです。
アクセルを開けたいけど・・・さすがにこの時間では無理です。
明日再挑戦ですね。
明日は餅つきなどイベントがあるので、年末のバイク整備はこれでお終いかな。
リヤサスのリンク分解などもやりたかったのだが時間がない・・・。まあ、まだ休みはある。なんとかなるでしょう。
作業時間は昼飯時間をいれて7時間。さすがに疲れました。(^_^;)
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