世の中がおかしくなっています。
ダートヌポーツの記事よりですが、米国で12歳以下の対象としたバイクの販売が禁止になったとのこと。
ダートヌポーツでは、国内需要増加をもくろむアメリカ景気対策ではと書かれていますが、その反対で、それ以上の被害を米国は被るのではないでしょうか?
販売停止による衰退は、長引くほどファンを減らします。ファン(人)の減少はメディアからも見放され知名度もドンドン落ちていきます。落とした知名度を盛り返すには莫大な費用と労力が必要でしょう。
またメーカー側としても同じです。
一度おろした腰を再びあげるには度胸と費用が必要です。需要がない世界になったところに供給しても赤字になるだけです。
よって技術の衰退、選手層の希薄さが出てきて、いつの間にか消えてなくなることも・・・ちょっと大袈裟ですが、ありえなくはありません。
アメリカではモータースポーツに対して国民が非常に熱狂的で上記のような心配はさほどしておりませんが、我が日本ではどうでしょう?
特に二輪スポーツにおいては日の目を見ることが難しいです。広島で開催される全日本モトクロスですら、広島のローカルニュースにすら出てきません。放送されません。
日本にはHONDA、スズキ、ヤマハ、カワサキといった一流メーカーがあるにも関わらずモータースポーツに対して国民の支持が薄く感じられます。なぜでしょう?
AMAなど、走っているバイクはほとんど日本のメーカーのバイクです。でも、日本でのレースはほとんどありません。(1995年ごろ日本で開催されたが、観客が集まらず数年でなくなりました)
機械を作っている国なのに、自ら作成したその機械を受け入れない。不思議な国です。農耕民族だから、攻撃的(狩猟的)なものを受け入れないのでしょうか?
話がまとまらないですが、世界が変な方向にいっているのは確かです。
一人のライダーとして、モータースポーツファンとしてなんか考えなければならない気がします。
書きたいことはたくさんありますが、話がまとまりません。文書能力が低いことに苛立ちを感じてしまいます。
今回の米国の処置によってモータースポーツが衰退しないことを、日本のメーカーがキッズ世界から撤退しないことを祈ります。また早い解決策が出ることを祈ります。