歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

相続と労働争議の執念

2011-03-29 09:21:09 | 日記
 行政書士として相続業務に多く携わっています。社労士としては労働争議に携わることがあります。
 「相続」は「争族(そうぞく)」とも言います。相続人の中には、なるべく多くの相続分を獲得すべく法令や判例などを一生懸命勉強している人がいます。解雇された労働者の中にも、より多くの和解金を引き出すため、労働法や判例等を一生懸命勉強している人がいます。勉強することは悪いことではありません。知識を蓄えるのはいいことです。
 しかしまるでそれが生きがいであるかのような人がいるのです。遺産分割協議書のやり直しを要求するため、たくさんの時間と労力を割いている人や自分にも非があるために解雇された労働者が、同じように勉強している人がいるのです。
 そういった人に言いたいのです。もっと時間や労力を有効に使いませんかと。そういったことに多くの労力を割くくらいなら、仕事や趣味に打ち込んだほうがよっぽど有意義だと思うのです。
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