歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

人心掌握の件

2019-08-29 15:47:35 | 歴史に学ぶ人事経営論
天下分け目の関ケ原の合戦において、徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が雌雄を決した
史上類を見ない大合戦を前に、両陣営とも、自身の軍に有力大名を引き入れるべく、秘密裡の引き抜き工作が行われていた。

名将として名高い黒田長政は、東軍に有力大名を引き入れるべく、奔走していた。
「猛将として名をはせた福島正則殿にぜひとも東軍についてもらいたい」
長政は、そう考えていた。

しかし両武将の間には、豊臣秀吉時代の朝鮮出兵により生じた長年の確執があった。
破竹の勢いで幾多の城を落とし、数々の武功を上げた長政。
それに対し、裏方として従軍した正則。
結果として、秀吉からの功労に、大きな差が出たのだ。

「正則殿と和睦し、東軍に招き入れるにはどうすればいいか」
そう考えた長政は、正則と会合をもつことにした。

「過去の確執は忘れ、正則殿との和睦を心から願っております。
その証として、お互いの兜を交換したいと考えておりますが、正則殿はいかがお考えでしょうか?」
正則はこの申し出を受け入れ、互いの兜を交換し合った。

戦国大名にとって、兜とは、死装束であり、自身のシンボル、トレードマークでもある。
その兜を友情の印として交換するなど、前代未聞のことだ。

かくして東軍についた正則は、東軍の勝利に大きく貢献することとなる。

いかにして、部下の心をつかむのか?
現代にも通じる人事マネジメントだ。
皆さんが実践されている人事管理法について、今度教えて下さい。


講演会のご案内
「寄席」と「改正相続法」のお話
お陰様で7年目10回目の開催

第一部 講談演目「瞼の母」
講談とは、パパンと帳扇で釈台を叩きながらお話をする演芸です。
どんな滑稽無稽なことでも、あたかも本当に聞こえるとか。
今回は数回映画化されている名作瞼の母を申し上げます。
講談師 神田すず
https://ameblo.jp/suzu-kanda/
令和二年4月真打昇進予定。
都内寄席、散歩ラリー、なれそめ講談など幅広く活動。

第二部 講演「どうなる相続?民法改正のお話」
今回、民法の相続が40年ぶりに改正されました。
この世に生を受けた以上、人は必ず亡くなります。
つまり、今回の改正は、ほぼすべての方に深く関わるのです。
相続実務に関わる専門家が、分かりやすくかみ砕いてお話します。
講師 関口英樹

日時;10月26日(土)10時-12時

場所;かなっくホール4階
http://kanack-hall.info/

アクセス;JR東神奈川駅、京急仲木戸駅徒歩30秒

会費;お一人様2,000円

完全予約制
参加希望の方は、お電話、メール等でご連絡下さい。
詳細と過去の様子は、一番下HPから。

永らく、その人気が落語に押され気味だった講談。
今や神田松之丞さんの影響で、空前の講談ブームだ。
しかし先見の明がある関口?は、7年も前から、
神田すずさんとのコラボセミナーを続けている。

講談師と相続実務家とのコラボセミナー。
今では、某司法書士がパクり、某弁護士がパクり、
行政書士会までパクるようになった。
しかし、7年間10回も開催しているのは関口だけだ。
なぜか?理由は明白。
モノマネ、猿まねなどの薄ペラなものなど、
本家本元にはかなわないのだ。
私関口も、開業から10年が経ち、人にパクられるようになったのか。


平成31年に健康保険料が変更されました。
働き方改革スタートにより、就業規則の改正等、
会社の改革が必要となります。
毎年数回、必ず改正される労働法令の改正に、対応できてますか。

ご質問は、遠慮なく。


~中小企業の人事・法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
〒221-0001
神奈川県横浜市神奈川区西寺尾3-3-20
℡&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
E-mail hide@hide2008.com
http://www.hide2008.com/
★社会保険・就業規則等の人事労務手続
★特別加入(社長・一人親方の労災)
★建設・産廃・宅建・運輸等の許認可
★請負契約書・合意書等の企業法務書類
<労使一体・攻防一体の経営をサポート> 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする