歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

経営目標の件

2019-08-23 12:59:27 | 歴史に学ぶ人事経営論
源平以来の名家であり、独眼竜と畏怖された伊達政宗。
18歳の若さで伊達家の家督を継いだ政宗は、領土拡大の野望を抱いていた。
奥州のほぼ全域を支配し、関東征服も視野に入れていた。

そんな折、豊臣秀吉から小田原征伐の命令が下る。
遅れながらも命令に従った政宗は、秀吉の臣下になる決意をする。
しかしこの遅れにより、伊達家の領地は114万石から58万石へ減俸させられてしまう。
秀吉に忠誠を誓った政宗だったが、ほどなく秀吉が死んでしまう。

秀吉亡き後、権勢を振るったのは徳川家康だ。
天下分け目の関ケ原の合戦では、秀吉から奪われたかつての領土を与えることを条件に、家康率いる東軍に就いた。

しかし、家康が幕府を開くと、その約束は反故にされ、与えられたのは荒れた大地が広がる仙台の62万石だった。
政宗の100万石の夢は潰えたのだ。

だが、この地で政宗は、新たな決意をする。
「武力で100万石を手に入れることができないのなら、内政により100万石を手にいれよう。」

湿地が多く開発できない荒地の開発に乗り出した。
川の流れをせき止め、新たに水路を造るなど、長期計画の新田開発が行われた。

かくして、江戸の中盤、政宗の死後100年たったころ、仙台藩は、実質石高100万石となった。

目標は、いつかかなうと思うのは、関口だけでしょうか?
皆さんの会社が順調に発展されているのは、経営目標を定めてらっしゃるからではないでしょうか?
その経営目標を、関口に教えて下さい。


「DIY女子会」のご案内

日時;8月27日 10時半から12時

場所;横浜市磯子区田中2-1-2
NPO法人こどもりクラブ
http://www.kaneko-mk.co.jp/

主宰者;NPO法人こどもりクラブ

ノコギリなどの工具不用で、
大工さん、建築士さんのアドバイスをもらいながら、
オリジナル作品を作れます。

お申込みおよびお問い合わせは、上記主催者まで。


「こどもりクラブ」とは、「こども」と「森」を掛け合わせた造語で、
子供たちに、森林(木)に親しんでほしいという趣旨で設立されたNPOです。

「こどもりクラブ」さんの運営企業は、「株式会社金子建設」さんです。
地元横浜で90年以上続く古い歴史があり、
木造住宅を得意とされている老舗建設会社さんです。
木の良さを伝えるべく、NPO法人を設立しているのです。

この金子建設さん、私関口が顧問社労士・行政書士として、
人事・労務関係はもちろん、決算届や経営審査、入札参加申請、
建設業許可関係の手続きを一切担当させていただいております。

地元密着で安心できる建設会社さんの顧問をさせていただくことは、
ありがたいことです。


経営目標について

私関口は、平成21年に開業以来、今年はちょうど10年目となる。
「開業から5年間は食えないよ。」
我々の業界で諸先輩方がよく言う言葉なのだが、
私関口にとって、この言葉は事実だった。
最初の数年間は、キツかった。

どうしようかと途方にくれていた頃、とある人が次の助言をくれた。
「目標を立てなさい。その目的は、案外、実現できるものだ。
騙されたと思ってやってみろ。」

そこで関口は、次の目標を立てたのであった。
・100坪の土地を購入する。
・顧問先である金子建設さんに新築工事の依頼をする。

数年が経過し、最近になり、中古の家を買うことになった。
残念ながら、100坪には全然足らない。
築10年たっているので、内装、外装、耐震工事を行うことになり、
その工事は、金子建設さんに依頼することができたのだ。

最初に立てた目標は、完全に達成できなかった。
しかし、それに近いところまで達成できたのだと思っている。

あの時、あの人が言った言葉は、本当だったのだ。
目標は高ければ高いほどいい。
その目標は達成せずとも、それに近いところまでいく。
そう感じる今日この頃なのです。


ご質問は、遠慮なく。


~中小企業の人事・法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
〒221-0001
神奈川県横浜市神奈川区西寺尾3-3-20
℡&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
E-mail hide@hide2008.com
http://www.hide2008.com/
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