みなさんこんにちは!
薪を背負い、寸暇を惜しまず勉学に励む二宮金次郎(後の尊徳)。
彼の銅像は、全国の小学校に設置され、知らない人はいない。
金次郎は、神奈川県小田原市の農家に生まれた。
彼の父利右衛門は、家業の農業そっちのけで勉学にのめり込んだ。
そのため、二宮家は貧しかったのだ。
金次郎は、貧しい生活にも関わらず、幼少の頃から学問に没頭した。
その結果、財政改革・再建の専門家として、数々の疲弊した農村を復興させ、
農村復興の指導者としてその名が知られるようになった。
幼い頃から励んでいた学問を、財政再建コンサルタントとして、みごと開花させたのだ。
やがてその活躍が、小田原藩の家老服部十郎兵衛の耳に入り、
火の車となっていた小田原藩の台所事情の改善を任されるようになった。
5年後、徹底した改革を実施した結果、数百両あった借金を完済した上に、
三百両以上の余剰金を生み出すことに成功したのだ。
金次郎の行った効果的かつ画期的な財政政策こそ、「分度(ぶんど)」なのだ。
分度とは、
「己の収入を把握し、その分際にあった生活レベルを維持せよ」
ということだ。
現代人なら、拍子抜けするほど、当然すぎる理論だ。
しかしこの理論こそ、いつの時代も通用する古くて新しい不変の財政政策なのです。
バブル崩壊もリーマンショックも、これが原因で起こったのです。
「将来、回収できる」というあまい認識で、
自身の収入以上に不動産投資や株投資にうつつを抜かした結果、
起こるべくして起こったのです。
仮想の利益を追うのではく、本業に力を入れるべきだったのです。
みなさんの会社は、順調に発展され、悩みなどないように感じます。
順調に事業を展開する秘訣を、ぜひ関口に教えて下さい。
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社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
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