歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

意味があるのか!年齢制限禁止規定

2011-01-12 10:27:11 | 日記
 雇用対策法という法律があります。あらゆる人に雇用の機会が与えられるよう制定された法律です。この法律に、一定の場合、会社が労働者を募集する際に年齢制限を設けてはいけないという規定があります。ただし例外があります。職人さんのように技術を身につけるのに何十年とかかる場合やモデルさんなどです。
 しかしこの規定、文字どおり絵に描いた餅ではないでしょうか。履歴書を送って不採用となった場合、どういった理由で不採用になったかは、応募者は知るすべがないのです。年齢が理由なのか、他の理由なのか・・・。
 ならば最初から、上限年齢を提示してくれたほうが応募者にとっては手間にならないのではないでしょうか?自分がその年齢を超えていたならば、履歴書を書いて送る手間が省けるからです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 未成年者を働かせて大丈夫? | トップ | 雇用保険・労災保険のコワーイ話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事