歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

一生懸命の努力と人材管理の件

2020-07-15 08:35:38 | 歴史に学ぶ人事経営論
足利将軍の権威が失墜した室町時代の終盤は、各地で戦国大名が割拠した。
この頃、武士が鎌倉時代から持っていた価値観は、「一所懸命」という「土地至上主義」だ。
「一生懸命」という言葉の由来だ。

「一所」というのは土地のことである。
たった一坪の土地でも、これを侵す者とは、命を懸けて戦うという意味だ。
なぜか?当時の税金(年貢米)はもちろん、特産品のほとんどが、土地から生産されていたから。

しかし狭い日本では、やがて土地に限界がくる。
天下統一を進めていた織田信長は、いたのだ。
そういった折、千利休と出会った信長は、土地に変わる価値観として「茶の湯」を利用しようと考えていた。

急速に勢力を拡大し、多くの家臣を抱えた信長。
武功を挙げた家臣に対し、一級品の茶道具を与え、信長に認められた者だけが、茶会を開くことを許された。
当時の茶道具の中には、城が1つ買えるほどの価値があった高級品もあり、
自身の勢力を誇示するためのものであった。
つまり、信長は、家臣の統制に、「茶の湯」を利用したのだ。

皆さんの会社では、
どのように社員のモチベーションアップをされてますか?
今度、関口に教えて下さい。


~中小企業の人事・法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
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