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皆、頑張った。もう今はいない。(筑豊炭田、川筋気質)
話を聞くと、透けて見えるのです。
相手の心情が、仕事ぶりが解るのです。
タイトルの「こんなもんだろう」は、ネガティブな表現ではないのです。
精一杯やっているのです。
しかし、ベターでもベストでもない。
視方によっては、よくやっているのです。
個人の能力に応じた仕事ぶりなのです。
集団としての意志が少ないし、目指す方向が不鮮明なのです。
こんなもんだろう。
本人たちは、もっと違うもっと良い方法が
あると思っているかどうかが問題です。
寄せ集めの集団に見られがちな、なんとか仕事をこなすスタイルです。
スイス人が言いました。
家にいるのは、駄馬です。でも使うしかないのだと。
これが、スイスの格言だそうです。
平凡の積み重ねが、実は非凡なのです。
個性の寄せ集めが、実は文化なのです。
皆が自分の思っていることを言える環境であれば良いのです。
もう一度チャレンジする覚悟はできています。
理想は作るものです。どこまでも近づくものです。
一歩後退、二歩前進。そうして日本の企業は頑張ってきました。
こんなもんだろう。
しゃくとりは 休まず進み 草喰らう
2015年10月17日