あんたが大将。
という絵のタイトルです。
優しい人です。
今日のテーマは、「役割理論」です。
役割理論とは、
役割概念を基軸とする、人間と社会についての社会学理論。
社会は、役割を通して人々の行動を規制し、
人は役割を演ずることによって社会を構成・変容させると考える。
(広辞苑より)
家の周りに草がうっそうとして生えていると、刈らなければと思う。
畑で、草が作物を覆っていると取りたくなる。
高じて、近所の空き家の草刈をする。
どうして、草を刈ろうとするのか考察した。
きれいになった方がよいに越したことはないのだが、
行き過ぎる強迫観念もある。
あぜ道の草を一軒の農家が刈る。隣の農家のあぜみちもきれいになっていく。
自分のうちの前だけを放置するわけにはいかない。
川崎の義兄の家の伸びた草も刈り、うっそうとなった梅の枝を落とす。
横浜の自宅の鍵を修理する。子供はしないと思ったから。
さらに、2年に一度の同窓会に出るために広島まで行く。
せっかくだからと友達にも会う。
気にかかることを次から次に片づけていく。
自ら、人の役に立とうとは思わない。また、頼まれもしない。
それなのに、行動する根拠が知りたかった。
この気持ちは、なにかの役割を演じようとしていることなのか。
田舎にいた子供の頃、悪さをすると近所の大人に注意をされた。
幼子を連れて、お腹が大きい女性が電車に乗り込んでくると、席を譲る。
社会の一員として、自分ができる何かをやる。
会社勤めの頃は、こんなこと考えもしなかった。
言われるがままの行動であったように思う。
今や肩書はなにもない。
何をしても自由である。
楽しいと思えるから不思議です。
立ち止まり 急げ急げと 生きてきた
2019年5月23日