故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ちょっとした間違い

2020-03-07 11:03:53 | よもやま話

障子に映るベランダのつるものです。
タイトルは、「遠い昔のような」です。
あんなに悩んだのにね。


今日のタイトルは、「ちょっとした間違い」です。

少しだけ入れる予定の出汁が、瓶ごと鍋の中に落ちちゃった。
スプーンを使えば、なんでもないことでした。
汁も出汁も使えません。落ちた瓶を洗っていて目に入った賞味期限は、とうに過ぎていた。

これなら越えられると跳んだ。意外にも膝が引っかかってもんどりうって頭から着地した。
運悪く、石があり傷口を20針も縫うことになった。
床のコードに足を取られる有様なのに、挑戦しすぎました。
おかげで、地回りも丁寧にあいさつをし道を譲ってくれます。

こっちを向いて、にこっとする美しき女性がいた。
変だと思いながらも、自分もにこっとする。
うら若き女性は、良い香りと共に私の後ろにいた男性に抱きついた。
大いなる勘違いです。きまりが悪いこと、この上ない。
何年か後に、子連れのお母さんを車で病院まで運んであげた。
あの時の香水だと思い出した。
香水に魅かれシングルマザーの女性と親しくなり、一緒になった。
香水は、その方の体臭であった。免疫力の強い子ができた。

ちょっとした間違いは、避けられない。
間違いは、幸運にも不幸にもなります。
多くの周りの人は、間違いが禍の元になると心配する。
間違いのあとも時間は経過する。
時計の針を止めようとすることだけは、してはならない。
間違いに気づいた自分を責めてもいけない。
静かに受け取ることです。

人間万事塞翁が馬。
という故事がある。

間違いから多くのことを学び、間違いを活かすことだってできる。
アンラッキーだったから、今がある。
同じように間違いを犯した人にも優しくなれる。
考え方次第で無限の可能性が広がります。

悪ガキに 一つの握り 話し出す

2020年3月7日

「人間万事塞翁が馬」の意味は、
人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、
安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。
(故事ことわざ辞典より)
コメント
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