故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

再会

2022-05-06 06:13:50 | よもやま話

晩秋、義兄の家に食材を届けた帰りに見た、府中市役所の前の彫像です。
絵のタイトルは、「寒くなーい」です。


生きてる限り、「再会」(今日のタイトル)がある。
2か月ぶりに同級生がやる散髪屋に行った。
越してきて半年、「落ち着いたか」と店主がねぎらってくれる。
北のマタギに猪肉を送りたい。
すぐに、猪猟師に電話をしてくれた。
猪より大きい男がやってきた。
54年ぶりに会う。
サッカー部で、共に足が遅く最後まで100mを走り合った仲である。
手元に猪の肉はないという。
すぐに、市内で認可されている猪肉専門業者に電話をしてくれた。
希望の部位があったので、友人と共に今日引き取りに行く。
妻が焼くパンと一緒に冷蔵便(あるいは冷凍便)で北の親戚に送る。

移住しても、すぐに同級生や旧知の友人と会うわけでもない。
故郷の言葉を理解できるが、もう話せない。
一見、よそ者です。
溶け込むには時間がかかります。
猪猟師は、共通語で対応してくれた。

農作業中に散髪屋の電話に応じ、駆け付けてくれたらしく、長靴に軽トラだった。
軽トラには、発酵牛糞が積まれていた。
完全発酵しており、香ばしい匂いさえする。
うんちくが続き、終わりそうもない。
過疎に生きるものの宿命です。
これから、大いに話を聞こうではないか。

2022年5月6日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする