故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

山菜尽くし

2022-05-15 07:06:35 | よもやま話

あばら家で 山菜づくし 森しじま  

今日のタイトルは、「山菜尽くし」です。
秋田の秘境から山菜が届きました。
うどとこごみは天ぷら。
あいこは茹でて和え物に。
ばっけみそは、ご飯の友で。
あざみのとうとうどでみそ汁に。
わさびはおつまみにしました。
山菜を詰めた箱の中に、料理の指南書が入っていました。
あざみのとうの皮むきに使った軍手の指先が黒くなっていました。

南部市場で鶏の腿を買い、唐揚げにしました。
ケンタッキーフライドチキンが大好きな息子のリクエストでした。

娘と妻が楽し気に料理をしています。
娘の大胆なカットを妻が感心しています。
揚げ物は、私がしました。
娘が切った肉は大きく、唐揚げはいつもよりジューシーにできました。
カフェで鍛えた腕前を、案外上手だねと息子が褒めてくれました。

テレビを消して、皆で食卓を囲みすべての料理を味わい尽くしました。
いつもなら、8時過ぎには眠くなるのに11時過ぎまで話し込みました。
子どもたちが大人になってから、じっくり話すことがなかった。
子供の成長を、会話のあちこちに感じることができました。
そして、免許返納をちゃんとしなよと勧められました。

山菜が秋田の秘境に誘い込んでくれました。
家の周りに繁った木々が冷気を運んで、よく眠れました。

2022年5月15日
コメント
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