
絵のタイトルは、「想いの丈」です。
丈については、誰も何も言えない。
前を向く人、それぞれの想いです。
急ぎ足 金木犀に しばし酔い
皆さんにとって、夢は何でしょう。
はっきりと、これだと言われる方は少ないことでしょう。
今日のタイトルは、「夢」です。
イベントに招待されてプレゼンテーションをしました。
自分の紹介文に自らの趣味を書きました。
「飲む打つ買う」と書きました。
夢は趣味とは異なるものですが、どちらも個人にとってデリケートなものです。
出自によって、夢を語る機会を奪われた方も多いことでしょう。
敷かれたレールを踏み外し、日々食べるためだけに生き、夢が霞みました。
日本人として産まれ、日本人ではないと自らに言い聞かせるようなものです。
夢を追うことは、そこまでしなければできないことなのでしょうか。
残された時間のことは言いたくありません。
生かされたから、希望が持てる。
人偏に夢と書いて、儚い(はかない)と読みます。
誰もが夢をみてもよいということです。
口で語ることをやめ、身体を使って動いています。
自分の影が映る範囲でしか、活動は出来ておりません。
想うことが出来る、わずかながら進む、これが夢でなくてなんでしょう。
2022年11月7日